カテゴリ : 2021年9月号
電球スイッチの奇妙な設定(解答)
どんな点灯パターンも作れることを証明するには,逆にどんな点灯パターンからもすべての電球を消すことができることを証明すれば十分である。aiを第i番の電球とする。A⊂{a1, a2,…,a10}を任意の電球セットとし,それ … 続きを読む
カテゴリ 2021年9月号, パズルの国のアリスー解答
The Origin of Home / 世界最古の都市遺跡に見る「我が家」の起源
The Konya Plain in central Turkey is a vast, elevated plateau covered in small farms and dusty fields, edged by dramatic mountain ranges that cast purple shadows. At night, visitors can drive into the … 続きを読む
カテゴリ 2021年9月号, 英語で読む日経サイエンス
ラット駆除で島の生態系が復活〜日経サイエンス2021年9月号より
海の生物にも好影響 当時「ラット島」として知られていたアラスカのハワダックス島をカリフォルニア大学サンディエゴ校の保全生態学者カール(Carolyn Kurle)が初めて訪れたとき,すぐにその静けさに気づい … 続きを読む
カテゴリ 2021年9月号, SCOPE & ADVANCE
アメーバが教えてくれる創薬〜日経サイエンス2021年9月号より
土壌にすむ粘菌が致死的な肺疾患の治療に一役 肺気腫や慢性気管支炎などの慢性閉塞性肺疾患(COPD)は米国における死因の上位に位置しているが,いまのところ予防法や治療法はない。ところがアメーバのおかげで,肺細 … 続きを読む
カテゴリ 2021年9月号, SCOPE & ADVANCE
イッカクの記録〜日経サイエンス2021年9月号より
その牙に北極の環境変化が刻まれている イッカクの牙が環境に関する数十年分の情報を記録し,北極の変化を明確に示していることが,最近のCurrent Biology誌に報告された。らせんを描いて伸びるイッカクの … 続きを読む
カテゴリ 2021年9月号, SCOPE & ADVANCE
塵が積もると〜日経サイエンス2021年9月号より
毎年どれだけの宇宙塵が降っているか? 宇宙の石屑は地球の歴史が始まって以来ずっと降り注いできた。この天空のにわか雨はいまも日々続いている。その最も劇的な例はそこそこの大きさの岩石や金属の塊で,大気圏を突き抜ける際に火の筋 … 続きを読む
カテゴリ 2021年9月号, SCOPE & ADVANCE
Too Big for the Universe / 大きすぎる120億年前の銀河団
Just like trees, people and stars, galaxies have life cycles. A galaxy is born when enough gas and stars coalesce to form a coherent structure—perhaps it starts as one cloud of gas and slowly gather … 続きを読む
カテゴリ 2021年9月号, 英語で読む日経サイエンス
ゲノムで探るデニソワ人の足跡~日経サイエンス2021年9月号SCOPEより
今年に入って,捉えどころの少ないこの人類の謎はさらに深まっている それは爪より小さな小指の骨だった。その後の数年ですっかり人類進化研究の様子を変えた「張本人」である。 今から11年前の2010年,「シベ … 続きを読む
カテゴリ 2021年9月号, SCOPE & ADVANCE
テントウムシの滑らない足〜日経サイエンス2021年9月号より
40年にわたる議論に終止符,決めては足裏の毛にあり 垂直のガラス面にくっつくテントウムシ 細田奈麻絵(物質・材料研究機構) 物質・材料研究機構の細田奈麻絵グループリーダーらは,ガラス面でも滑らずに歩くテント … 続きを読む
カテゴリ 2021年9月号, SCOPE & ADVANCE
電球スイッチの奇妙な設定(問題)
鏡の国の博物館に白の騎士の奇妙で風変わりな発明品がまた1つ加わったという噂を耳にし,アリスはヤマネやその姪たちと連れ立って,どんなものかと見学にやって来た。博物館では白の騎士がご満悦の顔で一行を迎える。自ら自慢の工夫を … 続きを読む
エクソソームでがん克服を 若手研究者の育成も夢:星野歩子
がんの転移にエクソソームという 体内微粒子が関係していることを発見 発表した研究論文は注目を集め,エクソソーム研究の先頭を走る がんの克服とともに世界で活躍する人材を育てようと情熱を燃やす 科学技術振興機構(JST)が芦 … 続きを読む
特集:宇宙幼年期の謎
大型望遠鏡による観測が進み,誕生から10億~20億年しかたっていない宇宙幼年期の様子がわかってくるにつれて天文学者は頭をひねるようになった。銀河と銀河団は誕生当初は小ぶりで,数十億年をかけて徐々に成長していくと考えられ … 続きを読む
大きすぎる120億年前の銀河団
現在の宇宙では,星形成を終えた楕円銀河が多数集まって銀河団を形成している。近年,新たな望遠鏡の登場で,これらの銀河団の“祖先”に相当する遠方の「原始銀河団」を詳細に観測できるようになった。 原始銀河団の1つ … 続きを読む
最初期に出現したモンスター銀河
銀河は誕生当時は小型で,数十億年かけて徐々に成長し,巨大銀河になると考えられている。ところが近年,宇宙誕生からわずか10億~20億年しかたっていない時代に,モンスターのような巨大銀河が相次いで発見された。こうした古代のモ … 続きを読む
人を襲うカビ 真菌感染症 COVID-19で高まるリスク
米疾病対策センター(CDC)の部門長で真菌類を専門とするチラー(Tom Chiller)は,パンデミックが始まった当初からCOVID-19の患者が真菌感染症を併発する可能性を危惧していた。中国人科学者によって国際的な学術 … 続きを読む