カテゴリ : 2021年4月号

特集:宇宙論にほころび

 私たちには知覚できないが,宇宙には重力の引力を上回る斥力を及ぼす暗黒エネルギーが満ち,宇宙膨張を加速させている。その正体は何か。アインシュタインが一般相対論に導入した宇宙定数であるという説や,量子力学で存在が予想される … 続きを読む

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真空エネルギーと暗黒エネルギーは折り合えるか

宇宙の加速膨張が約20年前に見いだされ,斥力を及ぼす暗黒エネルギーが宇宙に満ちていることが明らかになった。 暗黒エネルギーは一般相対論ではアインシュタインが導入した宇宙定数として,量子力学では理論的に存在が予想される真空 … 続きを読む

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ハッブル定数 食い違う観測値

宇宙の現在の膨張の速さを表すハッブル定数の値は宇宙論において重要だが,同時に議論の的になっている。比較的最近の宇宙に存在する超新星や星の測定をもとに求めたハッブル定数と,ビッグバン直後に発せられた光を用いて求めたハッブル … 続きを読む

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人間関係を把握する脳内マップ

 動物には,環境中の自分の位置を把握し,どの方向へ向かっているかを把握する「脳内地図」の作成機能が備わっている。最近の研究から,人はそうした地図作りの仕組みを,物理的空間だけでなく社会的空間の把握にも用いていることがわか … 続きを読む

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探査機がとらえた生きている火星

火星は変化に乏しく,埃っぽい風景が広がっている――かつてはそう考えられていたが,実際の火星は常に変化している。火星周回軌道に入って15周年を迎えた米国の「マーズ・リコネッサンス・オービター」は,4つの科学計測機器と3つの … 続きを読む

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さらばGDP 新たな社会幸福度指標の提案

おなじみのGDP(国内総生産)は市場活動の指標であって,それ以上のものではない。リーマンショックを機に,社会の健全性を測るもっと適切な方法の必要性が浮き彫りになった。人々の健康や経済の持続可能性を考慮に入れた複数の指標の … 続きを読む

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クジラががんにならないわけ 細胞の裏切りを検知する メカニズム

 多細胞生物は細胞が協力し合うことで生きている。しかしがん細胞はその規律を破って自分勝手にふるまい,個体を死に追いやる。クジラやゾウなどの巨大動物は体を構成する細胞が多い分,がん化する細胞も多くなりそうだが,実際にはめっ … 続きを読む

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日経サイエンス 2021年4月号

特集:混迷のパンデミック ワクチン接種が進む一方で,厄介な変異を持つウイルスの流行が確認された。COVID-19特有の症状や感染対策に伴う精神的負荷も報告され,パンデミックがもたらす問題はより複雑化している。 急拡大する … 続きを読む

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宇宙戦争を阻止せよ 高まる衛星間攻撃の緊張

ロシアの偵察衛星が米国のスパイ衛星に接近して付け回したとみられる事案が確認された。人工衛星が軌道上で攻撃し合う「宇宙戦争」の懸念が高まりつつある。米国は2019年12月に「宇宙軍」を創設し,他国の軍事衛星の追跡監視などを … 続きを読む

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