カテゴリ : 2020年3月号
The Invulnerable Cell / ウイルスをシャットアウトするゲノム改造細菌
The virus touches down on the cell like a spider landing on a balloon 1,000 times its size. It has six thin legs splayed underneath a body that resembles a syringe with a bulbous head. This is a preda … 続きを読む
カテゴリ 2020年3月号, 英語で読む日経サイエンス
睡眠中にひらめき誘導〜日経サイエンス2020年3月号より
問題の記憶を睡眠中に活性化すると解決につながるかも 問題が解けずに行き詰まったら,考えるのをやめるのが一番よい場合がある。といっても,意識的に中断して休むという意味だ。休憩や短時間の昼寝をすると,脳が解決法 … 続きを読む
カテゴリ 2020年3月号, SCOPE & ADVANCE
ザトウムシが明かす古代の氷河〜日経サイエンス2020年3月号より
クモに似たこの動物の分布は最終氷期の地図作りに役立つ Bruce Marlin 洞窟にすむザトウムシという蛛形類動物が現在生息している場所は,最終氷期の直近のピークである約2万2000年前の氷河の南限に対応 … 続きを読む
カテゴリ 2020年3月号, SCOPE & ADVANCE
X-ray Vision / X線宇宙望遠鏡チャンドラが明かした宇宙の姿
Since its launch in 1999, NASA’s Chandra X-ray Observatory has been studying the heavens through short-wavelength x-ray light, the best window for sighting colossal black holes, galaxy clusters and … 続きを読む
カテゴリ 2020年3月号, 英語で読む日経サイエンス
大腸菌でシロシビン生産〜日経サイエンス2020年3月号より
治療用の幻覚剤を効率的に Alan Rockefeller 幻覚剤の研究は何十年も前からタブーだったが,近年になってシロシビン(“マジックマッシュルーム”の活性成分)などの薬物がうつ病からニコチン依存まで … 続きを読む
カテゴリ 2020年3月号, SCOPE & ADVANCE
新材料で作る量子ビット〜日経サイエンス2020年3月号より
逆向きの電流が重なる超電導リングで 超電導体は電子をある場所から別の場所へ電気抵抗ゼロでよどみなく導く物質だ。ほとんどの超電導体は電流の向きが1方向のみだが,新発見の物質は同時に逆方向にも流すことができる。 … 続きを読む
カテゴリ 2020年3月号, SCOPE & ADVANCE
ペンギンの泳法まねた推進装置〜日経サイエンス2020年3月号より
東工大チーム,翼の動きを分析して応用 東京工業大学の田中博人准教授らは,ペンギンの泳ぎ方をまねた水中ドローンの推進装置を開発した。ペンギンが左右の翼を羽ばたかせるように,推進装置は2つの翼を動かして水中を進 … 続きを読む
カテゴリ 2020年3月号, SCOPE & ADVANCE

鉄道総研、超電導を解説 〜筑駒中高生、送電応用に注目
超電導現象を学習する特別講義が2019年12月、筑波大学附属駒場中学校・高等学校(東京・世田谷)で開かれた。鉄道総合技術研究所(鉄道総研)の専門家が現象の仕組みや応用を解説。超電導物質を冷やして超電導現象を実演すると、 … 続きを読む
カテゴリ 2020年3月号, 中高生が学ぶ サイエンス講義
くじ引きによる景品分配(問題)
アリスがイモムシ探偵局にいると,例のマハラジャ出身と噂されるお大尽がやって来た。いつの頃からか不思議の国と鏡の国の合同演芸会で景品や賞金を提供することが恒例となっているが,今日はその提供方法についての相談らしい。 お … 続きを読む
カテゴリ 2020年3月号, パズルの国のアリス, パズルの国のアリス(解答なし)

セコムがAIの研究を紹介 〜日比谷高生、深層学習を学ぶ
東京都立日比谷高等学校(東京・千代田)で人工知能(AI)を学ぶ特別講義が2019年10月に開かれた。セコムIS研究所(東京都三鷹市)の糸賀健サブグループリーダーが、ディープラーニング(深層学習)の仕組みとセコムのセキュ … 続きを読む
カテゴリ 2020年3月号, 中高生が学ぶ サイエンス講義
南海トラフ地震の描像 シミュレーションで迫る:堀高峰
30万人超の死者が発生するとされる南海トラフ地震 最新の地震学の知見から直前予知は不可能と考え防災対策の転換を主導 研究で地震の姿を明確にして,事前の備えに努めることを訴える 西日本の太平洋沿岸でマグニチュ … 続きを読む
三体問題に進展 周期解に新たな予想
SF小説『三体』に出てくる三体星の歴史においては,ある日突然激しい天変地異が起き,それまでに築かれていた文明が滅亡して,再びゼロから始まることになる。それというのも,この世界には太陽が3つあり,それらが予測不能な極めて複 … 続きを読む
『三体』に出てくる量子通信は可能か?
劉慈欣のSF『三体』に出てくる三体星人は高度な文明を持ち,量子通信を駆使して地球にサイバー戦を仕掛けてくる。その中には量子テレポーテーションを彷彿とさせる通信方法が登場するが,果たして小説のような量子通信は本当に可能なの … 続きを読む
SF小説『三体』に見る天文学最前線
異星文明とのファーストコンタクトを扱った中国のSF『三体』が世界的ベストセラーとなり,SFファンのみならず多くの人々に読まれている。その背景には天文学が進展し,太陽系に最も近い恒星系を含むほとんどの恒星が惑星を持ち,中に … 続きを読む
特集:『三体』の科学
異星文明とのファーストコンタクトを扱った『三体』はSFの歴史に新たなページを加える作品だ。著者は中国の作家,劉慈欣(りゅう・じきん,リウ・ツーシン)。SF雑誌「科幻世界」に連載された後,2008年から3部作として刊行,中 … 続きを読む