カテゴリ : 2020年1月号

特集:AI 人工知能から人工知性へ

人工知能(AI)は一見,どんどん人間に近づいているように見える。学習の仕方を自ら学んだり,見たこともない画像を作り出したりすることができるようになり,苦手だった文章読解もベンチマークテストで人間の平均点を超えた。機械学習 … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, 記事

光るサメの謎

「深海」と聞いて思い浮かぶのは,どこまでも真っ暗闇の冷たい世界だ。しかし実際は,そこは夜空のように生物たちの光が点在する賑やかな場所かもしれない。青白く光るサメに,チカチカ輝くヒカリキンメダイ。生物の発光現象は時代を超え … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, 記事

深海クラゲの世界を見る

深海クラゲ研究の第一人者,リンズィー(Dhugal J. Lindsay)は最初,魚やエビが専門だった。この道に進んだのは約20年前。「海洋研究開発機構に入り深海潜水調査船に搭乗したのがきっかけだった」と話す。「窓の外は … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, 記事

特集:深海生物

何も見えない暗闇と思われてきた深海には,多数の発光生物が存在している。彼らはなぜ,そしてどうやって光るのだろうか。沖縄近海の深海底では「光るサメ」が撮影され,ハダカイワシと呼ぶ魚では光を放つ巧妙な仕組みが明らかとなった。 … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, 記事

中性子星の中はどうなっているか

 中性子星は太陽の20倍のサイズの恒星が超新星爆発した後にできる小さな高密度天体だ。その内部では重力で押しつぶされた陽子と電子が融合して中性子になっているが,それらがどのような形態を取っているかは長い間謎だった。2017 … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, 記事

食欲の暴走を招く?超加工食品

肥満の原因をめぐっては,脂肪や炭水化物など特定の栄養素に注目するなど,さまざまな説がある。まだ予備実験の段階ではあるが,最近,新しい仮説が登場した。特定の栄養素ではなく,食品の加工程度の違いに注目するものだ。調味料や人工 … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, 記事

現実になった懸念 温暖化による異常気象

猛暑の後は大型の台風が続いて甚大な被害が出るなど,最近の天気は散々だ。こうした極端気象の増加は世界的な傾向で,背後には地球温暖化がある。もはや自然に生じる変動だけでは説明できない。海水温上昇や大気中の熱と水蒸気の増加とい … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, 記事

日経サイエンス 2020年1月号

コンピューター科学 特集:AI 人工知能から人工知性へ 画像認識や読解力のテストでは人間を凌ぐようになったAIだが,一方で学習は遅く,人間なら決してしないような誤解もする。AIはどこまで人間の知性に迫っているのだろうか。 … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, 雑誌