カテゴリ : 2020年1月号

The Inner Lives of Neutron Stars / 中性子星の中はどうなっているか

When a star the size of 20 suns dies, it becomes, in the words of astrophysicist Zaven Arzoumanian, “the most outrageous object that most people have never heard of”—a city-size body of improbab … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, 英語で読む日経サイエンス

サハラ砂漠の誕生日〜日経サイエンス2020年1月号より

アフリカ西岸の島の堆積物から推定値が絞り込まれた   サハラ砂漠は世界最大にして最も有名な亜熱帯砂漠だが,驚くほど限られたことしかわかっていない。その形成時期に関する推定でさえ,500万年以上前からわずか数千年 … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, SCOPE & ADVANCE

視力抜群の子グモ〜日経サイエンス2020年1月号より

ハエトリグモの子は米粒大だが驚くほど視力に優れている   ハエトリグモの成虫は指の爪よりも小さいが,小型犬並みの視力がある。さらにハエトリグモの子供も,頭の大きさは親の1/100ほどしかないのに,親グモと同じく … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, SCOPE & ADVANCE

Artificial Imagination / 想像力を手に入れたAI 知性獲得につながる3つの方法

If you ever feel cynical about human beings, a good antidote is to talk to artificial-intelligence researchers. You might expect them to be triumphalist now that AI systems match or beat humans at rec … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, 英語で読む日経サイエンス

羽根の罠〜日経サイエンス2020年1月号より

ブラジルのオオズアリは落とし穴で虫を捕まえる   羽根が落ちていても特に危険を感じないが,ブラジルの熱帯サバンナにいる虫は落ちている羽根にうっかり近づいてはいけない。フェイドル・オキシオプス(Pheidole … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, SCOPE & ADVANCE

先延ばしを防ぐ支援ツール〜日経サイエンス2020年1月号より

課題ごとにご褒美ポイント,ゲーム感覚でやる気引き出す   すぐに満足を求めるか,それとも将来の利益のために我慢するか――この選択で人は近視眼的な決定をしてしまうことが多い。例えばジムに行くのではなくテレビを見続 … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, SCOPE & ADVANCE

てんかん発作を予測〜日経サイエンス2020年1月号より

血中の分子を調べると数時間前に警告を出せる   世界で5000万人を超える人がてんかんを患っている。この病気の最も厄介な点のひとつは,発作を予測できないことだ。発作がいつ起こるのか,患者にはほとんどわからない。 … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, SCOPE & ADVANCE

高砂熱学、空調を語る 〜戸山高生、最新VRを体験

 「空調からエネルギーまで、変わりゆく未来」と題した特別講義が2019年10月、東京都立戸山高等学校(東京都新宿区)で開かれた。同校は文科省のSSH指定校。空調設備最大手の高砂熱学工業が空調とそれを支える基礎技術、省エネ … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, 中高生が学ぶ サイエンス講義

セコムが機械学習を講義 〜聖光学院生、AIの未来を考える

 聖光学院中学校高等学校(横浜市)で2019年9月、人工知能(AI)の現在と未来を考える特別講義が開かれた。セコムIS研究所の佐藤昌宏研究員が講師となり、AIの中核技術である「機械学習」の仕組みや可能性を解説。受講した生 … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, 中高生が学ぶ サイエンス講義

ミュー粒子で物質を見る世界初の顕微鏡目指す:三宅康博

物質を透過しやすい性質を持つミュー粒子という素粒子を使って ユニークな顕微鏡の開発に取り組んでいる 実現すれば生きた細胞も観察でき,科学の新たな知見が得られそうだ     ミュー粒子(ミュオン)は電荷 … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, 記事

臨時緯度観測所本館と眼視天頂儀(上)

岩手県の北上盆地にある奥州市水沢は明治時代から天文台の街として知られる。近代日本が威信をかけて取り組んだ初の国際的な天文観測事業が行われた地だ。北緯39度8分の線上に並ぶ形でユーラシア大陸と北米大陸に6つの天文台を建設, … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, 記事

騙されるAI

ディープラーニングは2011年頃から急速な進展を見せ始め,瞬く間に実用的なテクノロジーへと進歩した。今や当初の狙いだった画像認識はもとより,苦手と考えられていた文章理解でも,ベンチマークテストで人間の平均点を上回るスコア … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, 記事

科学がAIで変わる

素粒子論や超弦理論を研究する橋本幸士大阪大学教授は,AIの深層学習を使って超弦理論に基づく重力模型を再構築し,その模型に新しい時空を「創発」させる研究を手がけている。重力理論を多層ニューラルネットワークによる表現に書き直 … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, 記事

続・モグラ国芸能団と白の騎士のコラボ(問題)

 2019年11月号は,モグラ国芸能団の団長がショーを少し変えたいと鏡の国の白の騎士のところに相談に来た話だったが,今月はその続きの話題にお付き合いいただきたい。  実は,団長には変更案がもう1つあった。この案も基本的に … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, パズルの国のアリス, パズルの国のアリス(解答なし)

想像力を手に入れたAI 知性獲得につながる3つの方法

顔認識や言語翻訳,ボードゲームのプレイなどにおけるAIの能力は,いまや人間と同等,あるいはそれ以上になった。ニューラルネットワークなどのAIシステムには計り知れない能力があるが,弱点も依然として存在している。人間と違って … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, 記事