カテゴリ : 2019年6月号

The Particle Code / 素粒子探索の新数学 アンプリチュードロジー

The Large Hadron Collider, or LHC, is the biggest machine humans have ever built. Pooling the resources of more than 100 countries, it accelerates protons to within a millionth of a percent of the spe … 続きを読む

カテゴリ 2019年6月号, 英語で読む日経サイエンス

うまく失敗する方法〜日経サイエンス2019年6月号より

最新版“失敗学のすすめ”   「失敗は成功の母」といわれる。この決まり文句には一面の真理があるかもしれないが,実際にどうしたら負けを勝ちに変えられるのかを教えてはくれないと京都大学で教育心理学の教授を務めるマナ … 続きを読む

カテゴリ 2019年6月号, SCOPE & ADVANCE

大昔の殺人犯を捕まえる〜日経サイエンス2019年6月号より

古代の動物を食べた犯人を特定する新技術   現在の刑事は殺人犯を捕まえるためにDNA解析を利用できる。だが,犯行現場が何千年も風雨にさらされていたらどうだろう? DNAはそこまで長く無傷のままではいられない。な … 続きを読む

カテゴリ 2019年6月号, SCOPE & ADVANCE

子宮頸がんアプリ〜日経サイエンス2019年6月号より

AIが画像解析して診断   子宮頸がんを発見する最も一般的で費用のあまりかからない方法にパップテスト(子宮頸部細胞診)がある。子宮頸部からこすり取った細胞を検査ラボに送って調べる方法だ。しかし,この方法は低所得 … 続きを読む

カテゴリ 2019年6月号, SCOPE & ADVANCE

The Exoplanet Next Door / 第2の地球がたどった道

In 1982 all anyone could talk about in the planetary science department at the Massachusetts Institute of Technology was the cancellation of NASA’s latest flagship mission, the Venus Orbital Imaging … 続きを読む

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手のひらに乗る恐竜〜日経サイエンス2019年6月号より

過去最小の足跡化石を韓国で発見   韓国で見つかった1億1000万年前の長さ1cmの足跡の列は,これまでに発見された最小の恐竜(鳥類を除く)が残したものだと考えられる。「信じがたいほど小さな肉食恐竜のものだ」と … 続きを読む

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じつは単細胞 海ぶどうの謎〜日経サイエンス2019年6月号より

沖縄科学技術大学院大学,全ゲノム解読で体形成メカニズムの一端を解明   プチプチの食感と適度な塩味がくせになる海ぶどう。細長い茎の先に無数の丸い粒が並ぶ姿は特徴的だ。しかしこの海ぶどう,アメーバやミドリムシと同 … 続きを読む

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名大空電研1.5m太陽電波望遠鏡

東京大学東京天文台は明治から昭和にかけて日本の天文学をリード,現在の国立天文台の母体となっている。ただ第二次世界大戦直後に始まった電波天文学,特に太陽の電波天文学にはもう1つ源流がある。今はなき名古屋大学空電研究所,略称 … 続きを読む

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続・ハリネズミロボットの操作合戦(問題)

 春を迎えたトランプ王宮の花園はまさに満開だ。うきうき気分のアリスが様子を見に来ると,お茶会3人組が近くのクローケーグラウンドの一角に陣取り,先日グリフォンと散歩に来たとき(2019年3月号)みたいに,機械仕掛けのハリネ … 続きを読む

カテゴリ 2019年6月号, パズルの国のアリス, パズルの国のアリス(解答なし)

ロボット使う疑似体験 提唱から実用化へ:舘暲

本人に代わりロボットが外出したり作業したりするテレイグジスタンス 1980年代に提唱したアイデアの実用化が視野に入ってきた 遠隔操作はもちろん,遠隔旅行や遠隔就労も夢ではないかもしれない   ロボットが本人に代 … 続きを読む

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実験で明かす睡眠と記憶

睡眠学習はかつて米国でブームになったが,1950年代に睡眠中に聞いたことは記憶されないことがわかると,期待は急速にしぼんだ。だが最近の神経科学の研究から,学習の重要な部分が睡眠中に起こることが示された。目覚めている間の新 … 続きを読む

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眠気の正体に脳科学で迫る

誰もが知っており,毎日やっているのに,その仕組みや理由がよくわからない。そんなものの代表例が「睡眠」だ。クラゲ,線虫,魚,トカゲ,鳥,ネズミ,そして人間まで,多くの動物が睡眠をとる。忍び寄る天敵の足音に気づかないまま命を … 続きを読む

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特集:睡眠とは何か

 人はなぜ眠くなるのか。直観的には,体に何かがたまっていくような気がするが,実際に何が起きているのかは長年の謎だった。このほど日本の研究グループが,眠気の正体が脳内にある80種類のタンパク質の化学変化であることをつきとめ … 続きを読む

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「あかつき」が見た金星の風

金星は地球と大きさも密度もほぼ同じで太陽からの距離も地球にかなり近いが,大気は全く違う。濃密な二酸化炭素で,惑星全体が硫酸の雲で覆われている。金星大気の大きな謎は自転速度をはるかに超えるスピードで惑星を周回していること。 … 続きを読む

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第2の地球がたどった道

金星と地球はほとんど同じ状態からスタートしたが,どこかの時点から別の道をたどり,地球は海と大気を持つようになった。一方の金星表面は生命が住めない環境になった。ただし現在も火山活動が起こっており,プレートテクトニクスの初期 … 続きを読む

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