カテゴリ : 2019年4月号

科学的思考を阻むバイアス

科学的思考はしばしば好悪がないまぜになった反応にあう。確かな根拠に基づく研究結果にしかるべく耳を傾けてもらうには,事実を繰り返し示すだけでは不十分だ。人間には合理的な意思決定なしですまそうとする性癖があるので,むしろ逆効 … 続きを読む

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SNSが加速するタコツボ社会

東日本大震災の直後,人々はSNSで発信する科学者の言葉に耳を傾けた。だがその後急速に,科学者の言葉は届かなくなった。   科学コミュニケーションや科学ジャーナリズムと社会の関係を研究している早稲田大学准教授の田 … 続きを読む

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特集:分断の心理学

科学的な説明を尽くしているのに,なぜか納得してくれない。事実は明確なのに,なぜ? そんなふうに思ったことはないだろうか。実のところ,人は「正しい事実」に基づいて判断しているわけではない。一見非合理的に見える判断にも,そこ … 続きを読む

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時空の果てをのぞく重力レンズ望遠鏡

 大質量天体がその背後からの光を曲げて拡大する「重力レンズ」は,いわば自然界の望遠鏡だ。最近,大質量銀河団を重力レンズとして利用して宇宙で最初に形成された銀河を見つけるプロジェクト,RELICSが米航空宇宙局のハッブルと … 続きを読む

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減量手術が明かした 腸と脳の関係

重度の肥満を治療する「減量手術」は胃を切り詰めて体重減につなげるのだと考えられてきたが,それだけではないことが判明した。この手術を受けた人では,腸との情報交換に関与している脳領域の活動が活発になり,食欲そのものが変わる。 … 続きを読む

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福島第1原発事故 個人被曝線量の解析論文に疑義

 東京電力福島第1原発事故の後,福島県伊達市で住民が個人線量計を使って測定した被曝(ひばく)線量データを解析した2本の論文が揺らいでいる。主な疑義は2つ。提供に同意していない人の測定データが使われるなど研究実施の手続きに … 続きを読む

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CO₂ 1兆トン除去は可能か

地球温暖化を1.5℃以内に抑えるには,二酸化炭素(CO2)の正味排出量をゼロにしても,もはや不十分だとみられている。今世紀中に1兆トンのCO2を大気から取り除く「マイナス排出」が必要だろう。最新の解析によると,空気からC … 続きを読む

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日経サイエンス 2019年4月号

進化 特集:走る動物 ヒト バイオメカニクスから見た走りの人類史  出村政彬   運動しなければならない進化上の理由  H. ポンツァー     心理学 特集:分断の心理学 SNSが加速する … 続きを読む

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