カテゴリ : 2018年10月号
友達の友達は自分そっくり?〜日経サイエンス2018年10月号より
個人の隠れた個性をソーシャルネットから明らかにする方法 人は自分と似た人と一緒に過ごすことが多いので,オンラインや現実世界の社会的ネットワークを解析することによって,その人の考え方や性格を容易に推測できる。 … 続きを読む
カテゴリ 2018年10月号, SCOPE & ADVANCE
Our Stuff, Ourselves / 愛着の心理学
In a colorfully decorated classroom, a five-year-old boy is asked to describe his favorite belonging. He talks effusively about the dinosaur T-shirt his mom forced him to put in the wash that mornin … 続きを読む
カテゴリ 2018年10月号, 英語で読む日経サイエンス
線虫に驚異的な加速耐性〜日経サイエンス2018年10月号より
40万Gでも平気 線虫カエノラブディティス・エレガンス(Caenorhabditis elegans)は一流の戦闘機パイロットになれるだろう。生物学研究に広く使われている体長約1mmのこの線形動物は,加速耐 … 続きを読む
カテゴリ 2018年10月号, SCOPE & ADVANCE
脱水状態の蚊はよく刺す〜日経サイエンス2018年10月号より
吸った血で渇きをいやしているようだ 蚊は世界で最も致死的な動物だ。伝染病を媒介することで,毎年世界で何十万人もの命を奪っている。メスの蚊だけが刺し,その血液のタンパク質を使って卵を作る。だが,この血液は暑く … 続きを読む
カテゴリ 2018年10月号, SCOPE & ADVANCE
The First Monster Black Holes / 浮上した直接崩壊シナリオ
Imagine the universe in its infancy. Most scientists think space and time originated with the big bang. From that hot and dense start the cosmos expanded and cooled, but it took a while for stars and … 続きを読む
カテゴリ 2018年10月号, 英語で読む日経サイエンス
人工流れ星衛星打ち上げへ〜日経サイエンス2018年10月号より
2020年春,広島市上空で流星の「源」を放出 人工流れ星による宇宙エンターテインメント事業を目指すベンチャー企業のALE(エール,東京・港)が7月18日に記者会見を開き,衛星開発の現状などを説明した。人工流 … 続きを読む
カテゴリ 2018年10月号, SCOPE & ADVANCE
重力波初検出の立役者 目標は宇宙の産声探索:川村静児
2015年,米観測施設が世界で初めて重力波の観測に成功した 観測を妨げる様々なノイズを取り除きノイズハンターと呼ばれる 初観測の立役者が今目指しているのは宇宙での重力波観測だ 「宇宙誕生直後の産声を聞きたい … 続きを読む
トランプ兵士たちの相愛図(問題)
不思議の国のトランプ王国で晩餐会がまた開かれる。今や三月ウサギの家の前で行うのが当たり前になったが,たまのことなのでお茶会3人組もあきらめて会場を提供している。ハートの女王は親睦という口実でいつも席順にこだわるのだが, … 続きを読む
カテゴリ 2018年10月号, パズルの国のアリス, パズルの国のアリス(解答なし)
初期宇宙のドラマを再現
初期宇宙では場所によってはガスが超音速で流れていた。この“暴風域”が宇宙の進化にどのような役割を果たしたのか,研究が進んでいる。今回,暴風域の中に暗黒物質の高密度域が存在する場合,宇宙誕生から約1億年後,太陽の数万倍の質 … 続きを読む
浮上した直接崩壊シナリオ
誕生から10億年以内の宇宙に約10億太陽質量のブラックホールが存在していたことが観測から明らかになっている。従来のブラックホール形成シナリオ,つまり大質量星の死を出発点とするシナリオでは,観測されているような巨大ブラック … 続きを読む
特集:巨大ブラックホール爆誕の謎
宇宙の時間スケールでいえば“たったの数億年”で太陽の10億倍もの質量の巨大ブラックホールが形成されたことが観測でわかってきた。一体,どのようなメカニズムで爆誕したのか? 巨大ガス雲が一気に収縮して巨大ブラックホールの種が … 続きを読む
科学はいかに生まれたか
この世界の成り立ちを理解したい。人間は太古の昔からそんな欲求を抱いてきた。それは宗教を生み,占星術をもたらし,哲学を育んだ。その中から仮説の構築と観測による検証という科学の方法論が立ち現れた。近代科学への胎動は16世紀半 … 続きを読む
「プリンキピア」を読み解く
金沢工業大学のライブラリーセンターの奥深くに,私たち教員もめったに入ることのない小さな書庫がある。「工学の曙文庫」と呼ばれるその書庫には,科学技術において歴史的に重要な発見・発明を著した書物の初版本が約2000冊保管され … 続きを読む
特集:科学書に見る知の源流
政治と社会が激動した17世紀ヨーロッパにおいて,それまで世界を認識する手段として渾然一体となっていた哲学や宗教から独立し,近代科学が誕生した。コペルニクス,ケプラー,ガリレオ,デカルトらが発展させ,ニュートンの『プリンキ … 続きを読む
特別リポート:変貌する感染症の脅威
米国の都市部では,A型肝炎やレジオネラ症などの罹患率が増加している。原因は,経済格差の広がりやインフラの老朽化など社会的なものだ。一方,動物と人間の両方を襲う人獣共通感染症が世界各地に拡大しており,気候変動が一因と考え … 続きを読む