カテゴリ : 2018年6月号
The Baddest Bite / 地上最強のアゴ
On a scorching summer day in Darwin, Australia, I stood 10 feet abreast of a 17-foot-long, 1,200-pound adult male saltwater crocodile—the world’s largest reptile. It stared me down with eerie, cat … 続きを読む
カテゴリ 2018年6月号, 英語で読む日経サイエンス
ハッシュタグは「#インフルエンザ」〜日経サイエンス2018年6月号より
ソーシャルメディア上の会話からインフルエンザ流行を予測する試み インフルエンザの大流行を事前に予測できれば,保健当局が早期の対策を講じて関連死者数を減らすのに役立つだろう。インフルエンザ関連の死者数は毎年世 … 続きを読む
カテゴリ 2018年6月号, SCOPE & ADVANCE
極楽鳥の漆黒の羽根〜日経サイエンス2018年6月号より
光をほぼ完全に吸収する仕組みとその目的 多くの極楽鳥(フウチョウ科の鳥)のオスは求愛行動に明るい色と虹色に輝く飾り羽を用いるが,いくつかの種は漆黒の羽毛も身につけている。最近の研究で,それら真っ黒な羽毛に隠 … 続きを読む
カテゴリ 2018年6月号, SCOPE & ADVANCE
脳のブレーキ〜日経サイエンス2018年6月号より
思考を抑制する脳内化学物質が特定された 誰でも時折は不快な思考にとらわれる。だがそうした「侵入思考」が重い精神疾患の徴候である場合もある。心的外傷後ストレス障害(PTSD)のフラッシュバックやうつ病の強迫的 … 続きを読む
カテゴリ 2018年6月号, SCOPE & ADVANCE
Measuring Beauty / ビューティー粒子の崩壊を追え
It is unusual for TV news to open with a story about physics, but it happened on July 4, 2012, when all around the world stations chose to devote prime time to breaking news from Geneva: a search of a … 続きを読む
カテゴリ 2018年6月号, 英語で読む日経サイエンス
米国北東部の地下で…〜日経サイエンス2018年6月号より
2億年も地質活動がなかった地域で高温の岩石が上昇中 過去2億年間,米国北東部ニューイングランド地方は激しい地質変化がない場所だった。火山活動も大地震もほとんどなかった。しかし現在は目覚めの一歩手前なのかもし … 続きを読む
カテゴリ 2018年6月号, SCOPE & ADVANCE
海底探査Xプライズ決勝へ〜日経サイエンス2018年6月号より
日本の産学官共同の若手チームが今秋の決勝ラウンドに進出する 「不可能を可能に」をキャッチフレーズとする米Xプライズ財団の国際コンテスト。話題を集めた民間の月探査は期限の3月末までにどのチームも達成できず,仕 … 続きを読む
カテゴリ 2018年6月号, SCOPE & ADVANCE
続・双子がもらった小切手帳(問題)
アリスがトウィードルダムとトウィードルディーの双子を久しぶりに訪問すると,2人ともそれぞれの机の前に座って何やら計算に余念がない。何の計算をしているのかと聞くと,ダムとディーは手元の小切手帳をひらひらと振って見せ,「例 … 続きを読む
カテゴリ 2018年6月号, パズルの国のアリス, パズルの国のアリス(解答なし)
アインシュタイン塔(下)
武蔵野の面影を今に残す国立天文台の三鷹キャンパスには戦前の東京帝国大学東京天文台時代に建てられ,現在は国の登録有形文化財になっている施設がいくつもある。中でも異彩を放つのが天文ドームを頂いた古びた塔で,「アインシュタイン … 続きを読む
生物の進化を予測する:入江直樹
今ある生物は,将来どういう姿にならば進化しうるのか 過去に起きた進化の道筋を解明するだけでなく 科学の言葉で今後を語る「予測性のある進化の理論」を目指す 進化は生物学の根幹にあるテーマだ。しか … 続きを読む
スーパーKEKB始動
素粒子物理の現在の枠組み「標準モデル」を超えた「ポスト標準モデル」の探索が日本でも本格的に始まる。「スーパーKEKB」加速器を用いた「BelleⅡ実験」で,標準モデルを構成する小林・益川理論を検証したKEKB加速器による … 続きを読む
ビューティー粒子の崩壊を追え
欧州合同原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器LHCで行われているLHCb実験は,未発見の粒子を探索している。極微の世界の物理について新たな真実を明らかにする可能性のある粒子だ。LHCb実験ではそうした新粒 … 続きを読む
特集 ポスト標準モデルへの手がかり
素粒子物理の枠組みである「標準モデル」は,粒子と反粒子の微妙な違いを説明する「小林・益川理論」と,万物に質量を与える「ヒッグス機構」の正しさが大型加速器を用いた実験で認められたことで最終的に確証された。しかし,標準モデル … 続きを読む
ブラックホールの量子力学
今世紀初めの30年の間に,物理学に対する,また実在そのものに対する人間の考えをすっかり変えた3つの理論が現れた。物理学者たちは現在もなおそれらの理論が真に意味するものを探り,それらを互いに適合させようとしている。3つの理 … 続きを読む