カテゴリ : 2017年7月号
Brain Trust / 貧困から子供の脳を救う
Growing up poor does more than deprive a billion children and adolescents worldwide of basic material necessities. Poverty places the young child’s brain at much greater risk of not going through th … 続きを読む
カテゴリ 2017年7月号, 英語で読む日経サイエンス
赤子の脳が覚えている言語〜日経サイエンス2017年7月号より
最初に接した言語の記憶が意識下に保存されているようだ 生まれて最初に接した言語の影響が,大人になった後も,その言語を話しもせず理解もしていないのに,ずっと残っている可能性が最近の研究で示された。また,そうし … 続きを読む
カテゴリ 2017年7月号, SCOPE & ADVANCE
古代食に見えた性差別〜日経サイエンス2017年7月号より
古代中国の人骨から明らかに 「唯女子と小人とは養い難しと為す。これを近づくれば則ち不孫なり。これを遠ざくれば則ち怨む(女性と身分の低い男性は扱いが難しい。近づければ思い上がるし,遠ざければ恨まれる)」。紀元 … 続きを読む
カテゴリ 2017年7月号, SCOPE & ADVANCE
Inside the Echo Chamber / 陰謀論を増幅 ネットの共鳴箱効果
In the summer of 2015 Governor Greg Abbott gave the Texas State Guard an unusual order: keep an eye on the Jade Helm 15 exercise, just in case the online rumors are true. In reality, Jade Helm 15 was … 続きを読む
カテゴリ 2017年7月号, 英語で読む日経サイエンス
光電気化学で水素〜日経サイエンス2017年7月号より
耐久性アップで一歩前進 水素は現在,原油の改質や,化学肥料に欠かせない原料であるアンモニアを合成するのに使われている。また,グリーン発電の燃料や,自動車やトラックの動力となる環境に優しい燃料電池の燃料として … 続きを読む
カテゴリ 2017年7月号, SCOPE & ADVANCE
ニュートリノで核監視〜日経サイエンス2017年7月号より
秘密計画を暴くための新プロジェクト 時は2030年。長年の論争の末,北朝鮮指導部は兵器級プルトニウムの製造中止と備蓄廃棄に同意した。査察官を招き,核爆弾には使えない形に変えるためにこれを核燃料として原子炉に … 続きを読む
カテゴリ 2017年7月号, SCOPE & ADVANCE
レプソルド子午儀と子午儀室(下)
国立天文台の前身である東京大学東京天文台は明治時代,都心の麻布飯倉にあった。現在,時刻の標準は原子が吸収する光の振動を利用する原子時計が担っているが,当時は恒星の日周運動を基準とする恒星時が用いられ,機械式時計の時刻を … 続きを読む
鏡の国はスパイ天国?(問題)
鏡の国は,他国ともめごとのない平和な国であるが,その分,諜報活動の取り締まりは極めて緩く,情報を集めて解析をする上で都合がよいので色々な国のスパイたちの活動拠点になっている。鏡の国に敵対する国ではないが,某国からは,ス … 続きを読む
カテゴリ 2017年7月号, パズルの国のアリス, パズルの国のアリス(解答なし)
貧困から子供の脳を救う
貧しくて生活必需品を買えない青少年が世界で10億人もいるが,貧困が子供にかける重荷はそれだけではない。脳の発達が通常よりも遅れるリスクが高まる。交響曲を作曲したり微分方程式を解いたりといった知的偉業も成し遂げうる重さ1. … 続きを読む
アニマルCSI 動物虐待を科学捜査
暴行事件に巻き込まれたり,賭博目的の闘犬が横行したり,米国では動物虐待犯罪が問題になっている。だが法獣医学の専門家のおかげで現場と被害動物の状態が適切に調べられるようになり,事件を訴追する助けになってきた。そうした犯行現 … 続きを読む
硫黄の川が生んだカダヤシの進化
メダカに似たグループであるカダヤシ科の魚には,有毒レベルの硫化水素を含む河川で生きていけるように進化した種がいくつかあり,致死的な環境で生き延びるのに適した形質を共有している。DNA解析の結果,これらの魚が異なる分子経路 … 続きを読む
CERNから福島へ 測定を重ね事実を紡ぐ:早野龍五
宇宙から消えた反物質の性質をスイスで探り 福島第1原発事故で起きた被曝の実態を調べる 共通するのは,膨大な測定データから事実をあぶり出す科学の手法だ 早野龍五は,スイスのジュネーブ近郊にある欧州合同原子核研 … 続きを読む
本当に賢いAIを見分ける新チューリングテスト
チューリングテストに“13歳”の人工知能が合格──3年前に話題になったニュースだ。あるコンピューターが,質問に直接には答えない嫌味な13歳の少年「ユージーン・グーツマン」を装うことでテストに“合格”したとされた。チューリ … 続きを読む
難病と戦う細菌ロボット
遺伝子の異常のため,ある酵素ができずに高タンパク質食品に含まれる窒素をうまく代謝できない「尿素サイクル異常症」という病気がある。通常なら尿素として排出される窒素がアンモニアとなって血液中に蓄積し,重い症状を引き起こす。そ … 続きを読む