カテゴリ : 2017年6月号

特集:恐竜から鳥へ

鳥類が恐竜から進化したことは以前から知られている。しかし,陸上にすむ巨大な恐竜から空を飛ぶ身軽な鳥への移行はどのように進んだのか? 中国などで大量に発見された羽毛恐竜の化石を解析した結果,それがようやく明らかになってきた … 続きを読む

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“陰の血管”を育てて心臓病を治す

冠動脈が詰まって心臓の筋肉が損なわれる心筋梗塞は命にかかわる恐ろしい疾患だ。その治療や予防に,閉塞した血管に迂回路を設けるバイパス手術や閉塞部を広げる器具を挿入する処置が取られるのはよく知られている。だが,冠動脈にはバイ … 続きを読む

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医療用アイソトープが足りない テクネチウム危機

テクネチウムという物質をご存じだろうか? テクネチウムは原子番号43の元素で天然にはほとんど存在しない。しかしテクネチウム99mという放射性同位体は医療画像の撮影に不可欠で,心臓や血管の障害,骨腫瘍などの診断検査に使われ … 続きを読む

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火星旅行の壁 宇宙放射線で脳障害

宇宙飛行は常に危険だが,宇宙空間を飛び交う高エネルギーの放射線が予想以上に脳に有害であることが判明した。宇宙放射線を模擬した荷電粒子をマウスに照射したところ,脳のニューロンが信号を受け渡している樹状突起が損なわれ,認知力 … 続きを読む

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家畜工場から耐性菌

MRSAなどの薬剤耐性菌が大きな問題になっている。耐性菌が出現する原因は抗生物質の使いすぎだが,その現場は病院よりもむしろ畜舎なのかもしれない。限られたスペースで多くの家畜を効率的に育てるために,抗生物質を多用しているか … 続きを読む

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新生児ゲノム検査の期待と不安

遺伝子解析技術が進歩し,新生児が抱える疾患を全ゲノム配列を調べて特定する検査が技術的に可能になった。近く経済的にも利用可能なものになるだろう。問題をいち早く特定して対処できる利点があるが,不確実性を伴う検査結果を知らされ … 続きを読む

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日経サイエンス 2017年6月号

宇宙 特集 インフレーション理論の現在 小松英一郎が語る 絞られてきたモデル  中島林彦 協力:小松英一郎   インフレーション理論は盤石か?  A. アイジャス/P. J. スタインハート/A. ローブ &n … 続きを読む

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