カテゴリ : 2016年8月号
Giants of the Sky / 史上最大の飛ぶ鳥 ペラゴルニス
In its modern incarnation, South Carolina’s picturesque Charleston Harbor hosts a wide variety of marine birds—from the pelicans and cormorants that forage in its estuaries to the gulls and herons … 続きを読む
カテゴリ 2016年8月号, 英語で読む日経サイエンス
脳の内堀を突破〜日経サイエンス2016年8月号より
医薬品を広く送達する試み 脳はある特徴のために,薬物治療が難しい。細胞が高密度に集まった層によって隔離されているのだ。この「血液脳関門」は中枢神経系に有害物質や細菌が侵入するのを防いでいるものの,経口薬や静 … 続きを読む
カテゴリ 2016年8月号, SCOPE & ADVANCE
Quantum Connections / 難関を突破するモジュール量子計算
For the past two decades scientists have been attempting to harness the peculiarities of the microscopic quantum world to achieve leaps in information processing and communication ability. By exploi … 続きを読む
カテゴリ 2016年8月号, 英語で読む日経サイエンス
インターネットの北西航路〜日経サイエンス2016年8月号より
欧州とアジアを結ぶ最短経路が可能に 極地探検家のアムンセン(Roald Amundsen)と6人の乗組員が氷で覆われた北西航路を初めて通過してから100年あまり。この6月,アムンセンのときよりもはるかに大き … 続きを読む
カテゴリ 2016年8月号, SCOPE & ADVANCE
探査機ジュノー木星到達へ〜日経サイエンス2016年8月号より
5年の旅を経て目的地で観測開始 木星の厚い雲の下深くを探る初の探査機が7月4日,この巨大ガス惑星に到達する予定だ。米航空宇宙局(NASA)が送り込んだこの木星周回探査機「ジュノー」は,木星の起源と進化を解き … 続きを読む
カテゴリ 2016年8月号, SCOPE & ADVANCE
113番元素は「ニホニウム」〜日経サイエンス2016年8月号より
周期表の第7周期までの全118元素の名前が出揃った 各国の化学学会や科学アカデミーなどからなる国際純正・応用化学連合(IUPAC,本部スイス・チューリヒ)は6月8日,理化学研究所を中心とする研究グループが発見した周期表 … 続きを読む
カテゴリ 2016年8月号, SCOPE & ADVANCE
トランプ王室晩餐会の席順(問題)
昨年の6月号と7月号で述べたトランプ王国の晩餐会がまた開かれたので,再びお付き合い願いたい。 晩餐会の会場は,このところいつも三月ウサギの家の前の木陰で,いつ果てるとも知れぬお茶会を催している3人組から会場を奪って行 … 続きを読む
カテゴリ 2016年8月号, パズルの国のアリス, パズルの国のアリス(解答なし)
人工知能の可能性信じグランドチャレンジを主導:松原仁
無謀と思われるコンピューター将棋研究を立ち上げ,流れを変えてきた 今は文学賞「星新一賞」にAIで創作し応募するプロジェクトを仕掛ける いずれはAIに創造性を持たせることができるかもしれない 3月21日,東京 … 続きを読む
量子暗号研究 日本の最前線を見る
量子暗号に関する基礎研究は日本でも1990年代から進められており,実用化に向けた研究も2000年代前半に世界に先駆けて始まった。欧米では主にベンチャー企業が装置開発を担っているのに対し,日本ではNECや東芝,三菱電機,N … 続きを読む
量子暗号が登場する日
オンライン取引でやり取りされる情報やオンライン通信は,大きな数の素因数分解をベースにした暗号によって守られている。従来のコンピューターではこのような暗号を解読できない。 しかし,量子コンピューターが登場すれば,現在の暗号 … 続きを読む
難関を突破するモジュール量子計算
実用に耐える大規模な量子コンピューターを作るのは難しい。一般に,粒子が多く集まると量子力学的な振る舞いが見られなくなり,古典的法則に従うようになるからだ。解決策の1つは,小さな量子コンピューターをたくさん作り,その量子的 … 続きを読む
特集:量子コンピューター
「状態の重ね合わせ」や「量子もつれ」という量子世界の不思議な現象を活用して膨大な計算を一挙にこなす──そうした量子コンピューターの実現はまだ遠い先だと考えられていたが,認識は大きく変わってきた。壊れやすい量子状態を乱さず … 続きを読む
本庶 佑(京都大学名誉教授):免疫チェックポイント阻害剤に道
人間の体を守るべき免疫が,がん細胞にはどうして働かないのか。その謎を解き,がん細胞に対する免疫の働きを回復させる新たな治療薬が「免疫チェックポイント阻害剤」だ。この分野で先頭を走るのが本庶佑京都大学名誉教授(先端医療振興 … 続きを読む
坂口志文 (大阪大学特任教授):制御性T細胞を発見
自己免疫疾患は数多い。多発性硬化症やバセドウ病,Ⅰ型糖尿病など特定の臓器で発症するもののほか,関節リウマチや全身性強皮症など全身に症状が出る病気もある。いずれも本来,外敵だけを攻撃する生体防御の仕組みに異常が起き,自分の … 続きを読む
がん免疫療法2016 3つのアプローチ
免疫系の能力を増強し,がん細胞を攻撃して抑え続ける新世代の治療法が,過去5年間に目覚ましい成果を上げた。「免疫チェックポイント阻害剤」「樹状細胞ワクチン」「キメラ抗原受容体発現T細胞」という3つの新アプローチが実用化ない … 続きを読む