カテゴリ : 2015年11月号
しつこいライム病〜日経サイエンス2015年11月号より
5人に1人は抗生物質による治療後も症状が消えない 休眠状態の「生残菌」が原因かも By Richard Bartz,via Wikimedia ライム病は本当に厄介な病気だ。マダニが媒介するこの感染症はかつ … 続きを読む
カテゴリ 2015年11月号, SCOPE & ADVANCE
From Wolf to Dog / オオカミからイヌへ
When you have cared for dogs and wild wolves from the time they are little more than a week old and have bottle-fed and nurtured them day and night, you are wise to their differences. Since 2008 Zsóf … 続きを読む
カテゴリ 2015年11月号, 英語で読む日経サイエンス
みんなでウソを見抜く〜日経サイエンス2015年11月号より
1人の判断よりも精度が上がる 泳ぐ視線,そわそわした態度,手のひらの汗──これらは古典的なサスペンス映画ではウソのサインだ。だが現実には,ウソをついていると見抜くのは驚くほど難しい。訓練を積んだプロでさえ … 続きを読む
カテゴリ 2015年11月号, SCOPE & ADVANCE
どろぼう太陽〜日経サイエンス2015年11月号より
太陽は小天体セドナを隣の星から強奪したらしい 2003年の発見当時,セドナは太陽系の惑星クラブのなかで最も遠い天体だった。巨大惑星に決して近寄らないその特異な軌道は,同様に特異な来歴をうかがわせた。どのよう … 続きを読む
カテゴリ 2015年11月号, SCOPE & ADVANCE
The Whole Universe Catalog / 巨大分類定理を継承 数学者たちの挑戦
A seemingly endless variety of food was sprawled over several tables at the home of Judith L. Baxter and her husband, mathematician Stephen D. Smith, in Oak Park, Ill., on a cool Friday evening in Sep … 続きを読む
カテゴリ 2015年11月号, 英語で読む日経サイエンス
ペンタクォーク確認〜日経サイエンス2015年11月号より
LHCの実験データを解析した結果,5個のクォークでできた粒子が浮かび上がった ジュネーブ近郊にある大型ハドロン衝突型加速器LHCの内部では近年,かのヒッグス粒子をはじめ実に様々な新粒子が生成された。そうした … 続きを読む
カテゴリ 2015年11月号, SCOPE & ADVANCE
太陽コロナ加熱の現場が見えた〜日経サイエンス2015年11月号より
日米連携の衛星観測で波のエネルギーが熱に変わる様子がわかってきた 太陽には大きな謎がある。太陽表面の温度は絶対温度6000Kなのに,その外側のコロナという電離ガス(プラズマ)領域は数百万K。コロナで加熱が起 … 続きを読む
カテゴリ 2015年11月号, SCOPE & ADVANCE
園遊会でのゲーム(問題)
鏡の国のチェス王宮で園遊会を行うという。不思議の国のトランプ王室の王侯たちや,なぜかお茶会3人組なども招かれてにぎやかそうだ。アリスも,一応見習い女王という資格があるので,名目だけだがホスト側として参加した。 さすが … 続きを読む
カテゴリ 2015年11月号, パズルの国のアリス, パズルの国のアリス(解答なし)
有力10テーマはこれだ!
日本経済新聞の科学技術担当記者と本誌編集部が選んだノーベル賞の有力10テーマを紹介する。テーマは大きく2タイプに分かれる。1つは私たちの世界観を覆すような自然界(宇宙や物質,生命)の現象の発見や,人類社会に大きな恩恵をも … 続きを読む
ノーベル賞受賞者に聞く注目分野
今年もノーベル賞の季節がやってきた。どんな研究業績が対象になり,3人の受賞枠に誰が選ばれるのか。9月から10月初めにかけて大手の学術情報企業や内外のメディアが予想を発表,研究者や個人はブログなどで賞の行方を占う。自然科学 … 続きを読む
特集:ノーベル賞 次のフロンティアは?
ノーベル賞の季節がやってきた。本誌はこの時期をとらえ,世界で注目されている研究フロンティアを紹介する特集を編んだ。第1部では世界的な業績を上げてノーベル賞を受賞した4人の研究者が,今どんなことに関心を持っているのか,どん … 続きを読む
箱根山 大涌谷噴火を読み解く
箱根山の大涌谷で6月末に小規模な噴火が起きた。5月初めに蒸気井の暴噴,4月末に群発地震が始まっていたが,噴気の分析によると,噴火につながる地下の異変は2月には始まっていたようだ。 大涌谷の地下約10kmにマグマ溜まり … 続きを読む
西之島噴火と巨大深発地震
小笠原諸島の西之島が噴火,島が大きく成長している。噴火をもたらしたマグマは周辺の火山島とは異なる種類で謎が多い。そのマグマを調べることで,海惑星だった原始地球で大陸が誕生した仕組みを探ることができる。 噴火中の西之島のほ … 続きを読む
特集:大地の変動を探る
太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に沈み込む伊豆・小笠原海溝付近で,研究者が注目する2つの出来事が起きた。1つは小笠原父島の西約130kmにある西之島の噴火で,今も噴煙が上がっている(写真は海上保安庁提供)。もう1 … 続きを読む