カテゴリ : 2010年10月号
つぶやきには知恵がある〜日経サイエンス2010年12月号より
ツイッターを解析すれば新発見 批評家たちはツイッターに投稿される140文字のメッセージをつまらないものだとばかにしてきたが,研究者にとっては,この人気のソーシャル・メディア・サイトはデータの宝庫だ。 チリ … 続きを読む
カテゴリ 2010年10月号, SCOPE & ADVANCE
宇宙のエネルギー保存則は破れているか
エネルギーは無から生じることも失われることもない。この「エネルギー保存則」は物理学で最も重要な基本法則の1つだ。しかし,この法則は広大な宇宙全体に対しては成立しないのではと思えるような現象がある。はるか彼方の銀河から届 … 続きを読む
War of the Machines / ロボットが変える戦争
Back in the early 1970s, a handful of scientists, engineers, defense contractors and U.S. Air Force officers got together to form a professional group. They were essentially trying to solve the same p … 続きを読む
カテゴリ 2010年10月号, 英語で読む日経サイエンス
骨の質に注目した骨粗鬆症治療
骨粗鬆症は,骨がスカスカになって折れやすくなる病気と一般には理解されている。典型的な患者のイメージは,やせ型の高齢女性だろう。やせている人は支えるべき身体が重くないため,太っている人に比べてもともと骨が頑丈になりにくい … 続きを読む
粗悪品ボトックスとバイオテロ
ボトックスは,微量を患部に注入して顔のシワをとったり,けいれんを抑えることを目的として開発された美容・医薬品で,若々しくいたいと願う女性を中心にその人気が高まっている。だが,ボトックスの有効成分は「ボツリヌス神経毒素」 … 続きを読む
カリフォルニア発 汚水が生んだクリーンエネルギー
都市汚水を処理してから地下の地熱系に注入すると,発電用の蒸気が得られると同時に廃水の廃棄問題が解消し,一挙両得だ。米国カリフォルニア州では,サンタローザ市とエネルギー企業のカルパイン社が協力し,廃水を活用して地熱発電を … 続きを読む
日本を横断するニュートリノ
見えない,聞こえない,感じられない。でも宇宙から大量に降りそそいでおり,私たちの身体を通り抜けている。ニュートリノはそんな不思議な粒子だ。 このニュートリノを茨城県の東海村で作り,日本の地中を横断させて,岐阜県の神岡町 … 続きを読む
プラグイン車のクリーン度を問う
日産自動車は量産モデルとしては世界初の電気自動車「リーフ」を近く発売すると昨年に発表した後,全米24都市で「ゼロエミッションツアー」を展開した。リーフはバッテリーパックを車庫のコンセントにつないで充電し,そのエネルギー … 続きを読む
子どもの意外な“脳力”
赤ちゃんや幼い子どもは理不尽で自分本位,分別のない未完の大人だと考えている人は多いだろう。かつて多くの心理学者は,子どもは何も分からない存在だとみなしていた。だが,最近の研究から,子どもは予想以上にさまざまな知識を持ち … 続きを読む
ロボットが変える戦争
「戦争」という言葉から,何を思い浮かべるだろうか。死の恐怖,血と硝煙,飢えとの戦い,望郷の思い……。そんなものを思い浮かべる人が多いだろう。 だが今や,戦争の様相は一変している。朝起きて,車で出勤し,コンピューターを … 続きを読む
偽造金貨と信用できない計測結果(問題)
迷探偵芋虫とその助手グリフォンがピカピカ光る金貨何枚かを並べて眺めながら,溜め息をついていた。例によって好奇心旺盛なアリスが口を出す。 「わあ,新品の金貨ですね。とっても綺麗! さわってもいいですか?」 「ダメ,ダメ,大 … 続きを読む
カテゴリ 2010年10月号, パズルの国のアリス, パズルの国のアリス(解答なし)

日経サイエンス 2010年10月号
宇宙論 宇宙のエネルギー保存則は破れているか T. M. デイビス 軍事技術 ロボットが変える戦争 P. W. シンガー 心理学 子どもの意外な“脳力” A. ゴプニック … 続きを読む
人工細菌は生命を知る道具〜日経サイエンス2010年10月号より
人工ゲノムで生きる細胞を作れるようになった,基礎研究に大きく役立つだろう 今年3月末,人工的に合成された遺伝情報だけで生きている初の微生物がクレイグ・ベンター研究所(メリーランド州)の試験管内で増殖し始め … 続きを読む
カテゴリ 2010年10月号, SCOPE & ADVANCE