カテゴリ : 2012年12月号

自ら形を決めるナノ粒子〜日経サイエンス2012年12月号より

自己組織化する粒子が新素材のカギを握る    チアリーダーたちが人間ピラミッドを作るのと同様,粒子も自らを複雑な形に組み上げることがある。ミシガン大学の研究者たちは最近,物体は形によって周囲の“混雑具合”に対す … 続きを読む

カテゴリ 2012年12月号, SCOPE & ADVANCE

雨を見たかい?〜日経サイエンス2012年12月号より

土砂降りでもちゃんと道路を照らすヘッドライト    夜に土砂降りや吹雪の中で車を運転すると,ヘッドライトが雨粒や雪片を照らすばかりで,前方の路面に光があまり届かないことに気づく。だが,新開発の“賢い”ヘッドライ … 続きを読む

カテゴリ 2012年12月号, SCOPE & ADVANCE

Mind in Motion / 脳で動かすパワースーツ

In 2014 billions of viewers worldwide may remember the opening game of the World Cup in Brazil for more than just the goals scored by the Brazilian national team and the red cards given to its adversa … 続きを読む

カテゴリ 2012年12月号, 英語で読む日経サイエンス

ちょうどよいギター〜日経サイエンス2012年12月号より

厚さ68mmが最高の響き     神奈川工科大学の電気工学者,板子一隆(いたこ・かずたか,電気電子情報工学科教授)は6歳からギターを弾いている。板子哲(さとし)は電気工学の修士号を持つギター製作者だ。2人は兄弟 … 続きを読む

カテゴリ 2012年12月号, SCOPE & ADVANCE

Beyond the Quantum Horizon / 量子の限界を覆す

Late in the 19th century an unknown artist depicted a traveler who reaches the horizon, where the sky meets the ground. Kneeling in a stylized terrestrial landscape, he pokes his head through the firm … 続きを読む

カテゴリ 2012年12月号, 英語で読む日経サイエンス

泥棒アグーチと生物多様性〜日経サイエンス2012年12月号より

絶滅した大型動物に代わって植物の種を分散しているようだ    何千年も前,ゾウに似た大きな動物があたりを歩き回り,果物をたくさん食べては排泄していた。そのようにして昔の森林に種子がばらまかれたのだろう。だが,そ … 続きを読む

カテゴリ 2012年12月号, SCOPE & ADVANCE

2012年ノーベル賞受賞者による寄稿論文が,PDFで復刻!

   現在発売中の日経サイエンス12月号,お楽しみいただけていますか?   巻頭は2012年のノーベル賞受賞研究の緊急特集。   メインはもちろん,山中伸弥・京都大学教授のiPS細胞です。    今月 … 続きを読む

カテゴリ 2012年12月号, きょうの日経サイエンス

投稿日 2012年10月26日

太陽系の果てに謎の新領域?〜日経サイエンス2012年12月号より

ボイジャー1号が新たなミステリーをもたらした    米航空宇宙局(NASA)の探査機ボイジャー1号は太陽系の外縁部で長い旅を続けてきたが,太陽系の外に出るまでにはもう少しかかるかもしれない。    3 … 続きを読む

カテゴリ 2012年12月号, SCOPE & ADVANCE

スイッチを切り替えるスイッチ(問題)

 鏡の国の白の騎士がまた,面白い装置を発明したらしいという噂が流れてきた。好奇心のかたまりのアリスが,早速白の騎士の工房に駆けつけてみると,既にハンプティ・ダンプティや赤白の王室の面々も集まって,かまびすしいことこの上な … 続きを読む

カテゴリ 2012年12月号, パズルの国のアリス, パズルの国のアリス(解答なし)

人生100年時代

 1世紀前に生まれたアメリカ人は平均して54歳までしか生きられないとされていた。多くの子供が幼いうちに死に,出産は女性にとって最も危険なことの1つだった。しかし,予防接種,抗生物質,公衆衛生,そして産婦に対するケアが改善 … 続きを読む

カテゴリ 2012年12月号, 記事

知能は伸び続けるか

 知能指数(IQ)のスコアが過去100年にわたって着実に上昇を続けている。「フリン効果」として知られる現象だ。この上昇は図形合わせなど“文化の違いによらない”と考えられるテストの結果から生じている。    現代 … 続きを読む

カテゴリ 2012年12月号, 記事

フロンティアを開く10の技術

 テクノロジーの限界を押し広げる代表的なプロジェクトを紹介する。   デルタワークス/トリトン36000/3潜水艇/ニューラルネットCPU/チェルノブイリ原発の新たな閉じ込め構造/インターネット/プログラム可能 … 続きを読む

カテゴリ 2012年12月号, 記事

100万年かければわかること

 2個の原子が分子を形成するのにかかる数ピコ秒(1ピコは1兆分の1)という時間と比べると,人の一生はとても長い。だが,山脈の隆起や銀河の衝突といった多くの自然現象に比べれば,瞬きするほどの時間でしかない。 科学者が一生を … 続きを読む

カテゴリ 2012年12月号, 記事

脳で動かすパワースーツ

 現在,コンピューター画面上のカーソルやロボットの腕を脳波で制御できている。近い将来,歩行が困難な人が全身を覆う人工装具「エクソスケルトン」を自分の脳波で制御して,優雅に歩けるようになるだろう。頭の中で「こう歩きたい」と … 続きを読む

カテゴリ 2012年12月号, 記事

気候変動の果て

 人類が排出する二酸化炭素などの温室効果ガスによって,地球は急速に温暖化している。気候変動の行き着く先には何が待っているのか。今から約1億年前,恐竜がかっ歩していた白亜紀が参考になる。このままのペースで温暖化ガスの排出が … 続きを読む

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