カテゴリ : 2012年9月号

ホモ属直系の祖先? セディバ猿人の衝撃

 私たち現生人類は,すでに絶滅したいくつもの古代人類とともにホモ属という1つのグループを形成している。このホモ属は今から300万年前から200万年前の間に,東アフリカで誕生したというのが定説だ。ところが,この見解を覆しか … 続きを読む

カテゴリ 2012年9月号, 記事

極超新星

 夜空に突如として明るく輝く星が出現することがある。太陽質量の20倍程度の星の最期である超新星爆発の輝きだ。ただ太陽質量の100倍を超えるような超大質量星は超新星爆発をせず,ガスを吹き出して次第にしぼんでいくだろうと考え … 続きを読む

カテゴリ 2012年9月号, 記事

小林・益川両氏が語るヒッグス後

 欧州合同原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)実験で見つかった粒子はヒッグス粒子と考えていいのか。ヒッグス粒子と確認するためには,どのような実験・観測が必要なのか。今回の発見は,素粒子物理学発展 … 続きを読む

カテゴリ 2012年9月号, 記事

南部陽一郎が語る 対称性の破れとヒッグス

  ヒッグス粒子のおおもとのアイデアは,米シカゴ大学の南部陽一郎名誉教授が1960年代初めに提唱した「対称性の自発的破れ」にある。ヒッグス粒子の提唱者の1人である英エディンバラ大学のヒッグス名誉教授自身,ヒッグス粒子を考 … 続きを読む

カテゴリ 2012年9月号, 記事

質量とは何か

 ヒッグス粒子は万物に質量を与えるとされるが,それを裏返していえば,万物は最初,質量がゼロであったということになる。素粒子物理学の歴史を振り返ると,実験と理論研究からまず最初に明らかになったのは,すべての素粒子は宇宙誕生 … 続きを読む

カテゴリ 2012年9月号, 記事

最強加速器で発見

 スイス・ジュネーブ近郊にある欧州合同原子核研究機構(CERN)の世界最強の加速器LHCを用いた陽子衝突実験で2012年7月,万物に質量を与える素粒子,「ヒッグス粒子」とみられる新粒子が発見された。実験では日本も中心メン … 続きを読む

カテゴリ 2012年9月号, 記事

特集:ヒッグス粒子

 万物に質量を与える素粒子,ヒッグス粒子とみられる新粒子が2012年7月,発見され,世界的ニュースとなった。巨大加速器を用いたヒッグス粒子の探索は30年以上にわたって続けられ,そして今回,世界最強の加速器LHCによって発 … 続きを読む

カテゴリ 2012年9月号, 記事

日経サイエンス 2012年9月号

特別付録:「親と子の科学の冒険2012」 エッセイ:蝶の道  海野和男 カブトムシとクワガタムシ 動物園で希少動物を見てみよう 鳥のくちばしはどんな働きをするのか ニホンイモリを飼育してみよう テナガエビを飼育してみよう … 続きを読む

カテゴリ 2012年9月号, 雑誌