カテゴリ : 2012年8月号

高潮予想アプリ〜日経サイエンス2012年8月号より

ハリケーンに伴う被害予測に有効    嵐がやってきたとき,その地域にどの程度の洪水が生じるかを予測するのは非常に難しい。そこで,ウェスタンカロライナ大学の研究者が率いるチームは,そうした予測に役立ちそうなウェブ … 続きを読む

カテゴリ 2012年8月号, SCOPE & ADVANCE

ゴキブリの脚が踊るのを見よ〜日経サイエンス2012年8月号より

高校生に神経科学を教えるユニーク教材    私はミシガン大学で神経科学の大学院生だったころ,動物の脳の活動を記録して脳が何をやっているのかを解明しようとしていた。同時に,学校の教室に行って子供たちに神経科学を教 … 続きを読む

カテゴリ 2012年8月号, SCOPE & ADVANCE

発毛研究,徐々に進展〜日経サイエンス2012年8月号より

時間はかかりそうだが,新たな芽が出てきた    米国の男性の40%以上は18歳から49歳の間に男性型脱毛症の兆候を示す。だが,このグループの男性のゲノムを調べた研究では遺伝的な原因を突き止められなかったため,根 … 続きを読む

カテゴリ 2012年8月号, SCOPE & ADVANCE

Nature’s Color Tricks / 生物の色彩マジック

The changing hues of a peacock’s splendid tail feathers have always captivated curious minds. Seventeenth-century English scientist Robert Hooke called them “fantastical,” in part because wettin … 続きを読む

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シラミが語る真実〜日経サイエンス2012年8月号より

キツネザルの行動をシラミで追跡    ネズミキツネザルは体重がたったの40gで,世界最小クラスの霊長類だ。小さいうえに夜行性で,木にすんでいるため,追跡や観察が難しい。ヘルシンキ大学の大学院生ゾーディ(Sara … 続きを読む

カテゴリ 2012年8月号, SCOPE & ADVANCE

Erasing Painful Memories / 恐怖の記憶を消す薬

The rat is on a carousel with clear plastic sides, rotating slowly in a small room. As it looks out through the plastic, it sees markings on the walls of the room from which it can determine its posit … 続きを読む

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電子の生誕120年を祝う〜日経サイエンス2012年8月号より

ローレンツの電子論は古典物理学から現代的な物理学への架け橋となった   F. ウィルチェック(マサチューセッツ工科大学)    電子は現代のエレクトロニクス社会を支配しているが,そう遠くない昔には単なる概念だっ … 続きを読む

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超光速ニュートリノ“事件”に幕〜日経サイエンス2012年8月号より

素粒子ニュートリノが光より速く飛ぶとの実験結果は世間を驚かせた しかし実験に不備が見つかり,再実験で超光速ではないことがわかった    昨年9月の「超光速ニュートリノ」の発表は科学ニュースの枠を越え,世間の耳目 … 続きを読む

カテゴリ 2012年8月号, SCOPE & ADVANCE

エイズの治療薬を最速で出し続ける:満屋裕明

治療薬の進歩は,エイズを死に至る病から慢性疾患に変えた 研究のスピードは,救える患者の命の数に直結する 4つの治療薬を作り,第5の薬を目指して日本での臨床開発に乗り出す  満屋裕明は片時も立ち止まらない。医学部の古い研究 … 続きを読む

カテゴリ 2012年8月号, 記事

8月号「特集:太陽異変」に合わせて関連過去記事をお手頃価格でご提供!

 現在発売中の日経サイエンス8月号,お楽しみいただけていますか?表紙を飾っているのは「特集:太陽異変」。 近年,太陽活動(黒点の数)が異様なまでに静かになっている謎を追った内容です。 そこで今月は,太陽活動に関連する過去 … 続きを読む

カテゴリ 2012年8月号, きょうの日経サイエンス

投稿日 2012年6月25日

隣の芝生を青くするには(問題)

 さわやかな風が吹きぬけるトランプ城の中庭を散歩中のアリスの前にチェシャ猫がいつものように忽然と現れた。  「やあ,ここも花や芝生が綺麗だな。今まで例のモグラ国にいたんだが,あそこは近ごろ造園工事を始めてね」  読者は, … 続きを読む

カテゴリ 2012年8月号, パズルの国のアリス, パズルの国のアリス(解答なし)

明日を拓く医療マシン

 失明した人が網膜チップによって再び世界を見ることができるようになり,心臓発作が起きそうになると,それを察知して警報を発する──。ここ数年,かつてない進展を見せている生物学や電子工学,ヒト遺伝学を活用し,人々の健康を維持 … 続きを読む

カテゴリ 2012年8月号, 記事

時を旅した生物画家

 ニューヨーク生まれの画家チャールズ・ナイト(1874~1953年)が創作した恐竜たちは古生物学の本や学術論文誌はもとより,おもちゃや切手,マンガにも登場している。映画スターになったものもある。『キング・コング』(193 … 続きを読む

カテゴリ 2012年8月号, 記事

生物の色彩マジック

 クジャクの鮮やかな尾羽の色合いはどのように生み出されるのだろう? 調べても,それらしい色素は見当たらず,羽を濡らすと色が消えてしまう。羽は尾根のような微細な隆起に覆われ,この構造によって太陽光の特定波長が選び出されて反 … 続きを読む

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恐怖の記憶を消す薬

 事故に遭ったり,暴力を受けたときの恐怖の記憶に長い間苦しむ人がいる。忘れたくても忘れられず,大きな音を突然聞いたことなどをきっかけに,つらい記憶が鮮明によみがえってパニックを起こすケースもある。現在は心理療法で苦しみを … 続きを読む

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