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地層に刻まれる人類の時代

人類は気候や生態系,自然環境まで,地球の様々なシステムを変えた。アルミニウムやプラスチック,コンクリート,炭素微粒子(化石燃料の燃焼に伴って排出),殺虫剤,放射性物質の微粒子(核爆弾から放出)を陸地や海にまき散らしてきた … 続きを読む

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気候変動が変える社会

SCIENTIFIC AMERICANは米航空宇宙局(NASA)の協力を得て,高解像度気候モデルに基づき,地球上のほぼ全域について,今世紀末まで毎年毎月の気候予測を算出し,気温や降水量の変化を示す世界地図を描いた。気候変 … 続きを読む

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特集:人新世を考える

人類が地球環境や生態系,気候に大きな影響を与えるようになった現在,地球は新たな地質時代「人新世(アントロポセン)」に突入したといえそうだ。人類は地球をどのように変え,それが私たち自身をどう変え,人新世の未来はどうなってい … 続きを読む

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折り紙で解くシン・ゴジラ

東京湾の羽田沖を漂流する不審なプレジャーボート。船内に人影はなく,船室のテーブル上に残されていたのは,「解析表」と呼ばれる,意味不明の図面が中に入った茶封筒……。『シン・ゴジラ』のこの冒頭シーンには,映画のクライマックス … 続きを読む

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シン・ゴジラの科学

映画『シン・ゴジラ』が大ヒットしている。現実のサイエンスを土台に,「巨大不明生物ゴジラ」というフィクションを立ち上げており,怪獣映画というよりも一級のSF作品として評価した方がふさわしい。製作に協力した研究者の1人は極限 … 続きを読む

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金・銀・銅含む黒鉱 沖縄海底で“養殖”へ:野崎達生

海底の火山活動を利用して金や銅などの鉱石を人工的に育てる 沖縄沖の海底に試験装置を設置してデータ収集を進め 資源・エネルギーの視点から環境問題の解決を目指す    メタンハイドレートやレアアース泥,マンガン団塊 … 続きを読む

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天の川を従えるラニアケア超銀河団

 星が集まって星団や銀河を作るように,銀河は銀河団をなし,その銀河団は超銀河団を作る。これらの超銀河団は並んで巨大なフィラメントやシートを形成しており,その間隙であるボイドとともに,この宇宙で観測できる最大規模の構造を作 … 続きを読む

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宇宙で最も空っぽな場所 スーパーボイド

 宇宙を満たす太古の光である宇宙マイクロ波背景放射(CMB)には,謎の領域「コールドスポット」が存在する。温度が異常に低い領域だ。コールドスポットの方向に巨大な低密度領域「スーパーボイド」が存在すれば,コールドスポットを … 続きを読む

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梶田隆章が語る宇宙・素粒子研究の未来

 2015年にノーベル賞を受賞した梶田隆章博士は,ニュートリノに質量があるために生じる「ニュートリノ振動」の発見で知られるが,現在は東京大学宇宙線研究所長としてニュートリノはもちろん,重力波や宇宙線,暗黒物質などの様々な … 続きを読む

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「天文遺産への思い」

 日本の天文学はいかなる歩みを経て今日に至ったのか。江戸時代に遡る天文台の遺構や天体望遠鏡などの観測機器,暦や歴史的な天文書など,いわゆる「天文遺産」を通じて天文研究の大きな流れを知り,先人の努力と情熱を感得することは, … 続きを読む

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特集 宇宙の超巨大構造

 銀河は一様分布しているのではなく,群れ集まって銀河団をなし,銀河団は寄り集まって超銀河団を作り,これらが並んで巨大なフィラメントやシートを形成する。そうしたものが存在していない領域はボイドと呼ばれる非常に空虚な空間だ。 … 続きを読む

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ハンチントン遺伝子のパラドックス

 ハンチントン病は両親いずれかの原因遺伝子に異常があると50%の確率で発症する遺伝性疾患だ。この遺伝子には「CAG」の3塩基配列が繰り返される領域があり,36個以上の反復配列を持つ人が発病する。こうした反復配列はゲノムの … 続きを読む

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人類の健康診断

 先進国ではがんと生活習慣病,途上国ではいまもなお感染症が問題──という認識は概ね正しいものの,健康問題に関する多くの既存データは不正確または欠落しており,国別の比較が困難なものもある。そこで内科医で経済学者のクリストフ … 続きを読む

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塩水で農業

 世界の灌漑農地の1/4近くは,不適切な灌漑法のせいで塩害に侵されている。また数千万ヘクタールの農地が,海面上昇による塩水侵入の危機にある。こうした高塩分の場所で作物を育てることができたら,今後増加が予想される世界人口を … 続きを読む

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恐竜時代の哺乳類

 恐竜が王者として君臨していた中生代,哺乳類の遠い祖先はその影に怯えながら小さな虫を追いかけてひっそりと暮らしていた──。そんなイメージを払拭するような発見が世界で相次いでいる。この15年で初期哺乳類の化石が続々と見つか … 続きを読む

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