カテゴリ : 記事

65cm屈折望遠鏡と大赤道儀室(上)

 国立天文台の三鷹キャンパスには大正から昭和の初め頃にかけて,東京帝国大学東京天文台の時代に建設された観測施設がいくつも残っている。中でもシンボル的な存在が昭和4年(1929年)に完成した大赤道儀室と呼ばれる大きな天文ド … 続きを読む

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「世界」を理解するため人工知能をつくる:松尾豊

認識対象の特徴量を自動的に得ることができるディープラーニング AI研究のブレークスルーで,世界にある様々な存在を理解できる さらにロボットの動きの制御や言語の意味を理解するAIを目指す      人が … 続きを読む

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透明化で見えた脳回路 CLARITY法の衝撃

脳の仕組みを解明するには,個々の脳細胞の詳しい観察と,脳全体の大規模な研究を組み合わせる必要があるだろう。一般に使われている光学的な撮影法では,不透明な脳組織の奥を見ることができない。細胞膜の水と脂肪分子の界面で光が散乱 … 続きを読む

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実験室で誕生 脳オルガノイド

人間の脳に関する知識の多くは,マウスやラットなどの動物実験から得られている。これらの動物の脳は人間の脳と共通する部分が多いが,表面に深く折り畳まれたしわがなく,この違いが神経機能に影響している。統合失調症からアルツハイマ … 続きを読む

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特集:脳を作る 脳を見る

脳の働きを解明し,また神経疾患の原因と治療法を探るのは現代科学の重要なテーマだ。この取り組みに大きく寄与する2つの新アプローチを紹介する。1つはiPS細胞(人工多能性幹細胞)などをもとに培養皿の上に脳の一部を作り出す技術 … 続きを読む

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ドラマチックだった太陽系形成

米航空宇宙局(NASA)は先頃,太陽系天体の新たな探査ミッション2つを決定したと発表した。その1つが,全体が金属でできた奇妙な小惑星プシケの探査だ。つい5年ほど前まで,太陽系の惑星は微小な粒子を出発点に,一定ペースで比較 … 続きを読む

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新発見! 文化が促すシャチの種分化

新たな生物種が出現するのは,祖先種が地理的な障壁によって2つの集団に隔離されて交配できなくなり,独自の進化の道をたどるからだとされてきた。ところが,これがすんなり当てはまらない例が見つかった。世界の海に生息するシャチは, … 続きを読む

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「ノー」と言えるロボット

知恵をつけたロボットが人間の命令を聞かずに反乱を起こし,逆に人間を支配する──古典的なSF物語だが,人工知能(AI)の急進展で絵空事とも思えなくなってきた。しかしこの記事の著者は,当面その心配はない代わりに,もっと切実な … 続きを読む

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核融合ベンチャーの勝算

うまくいけば人類にバラ色の未来を提供してくれる核融合発電。国際共同研究プロジェクト「ITER」や米国の国立点火施設「INF」で大規模な核融合炉の開発が進められているが,技術的にも資金的にも前途は多難だ。そんな不透明な状況 … 続きを読む

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枯葉剤エージェントオレンジの霧

ベトナム戦争の際に米軍が散布した枯葉剤「エージェントオレンジ」は猛毒のダイオキシンを含んでいたため,先天性奇形など悲惨な障害を引き起こした。その影響は現在に及んでいる可能性がある。ベトナムの医師たちによると,曝露した人の … 続きを読む

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海底顕微鏡が明かす世界

海底は顕微鏡とは相性最悪の場所だ。真っ暗な水中で常に流れが変化し,通常のレンズでは小さな物体をとらえてもぼんやりしたシミの動きにしか見えない。だが,新装置が登場した。高輝度LEDを照明に使い,フレキシブルポリマー製のレン … 続きを読む

カテゴリ 2017年3月号, 記事

SCIENTIFIC AMERICANが選ぶ10大イノベーション

世界を大きく変える可能性を秘めた発見・発明が年ごとに出現する。SCIENTIFIC AMERICANはそうした事例を毎年いくつか選んで紹介してきた。2016年に注目された10件をリポートする。大気中から二酸化炭素を吸って … 続きを読む

カテゴリ 2017年3月号, 記事

活気づく医薬・健康ビジネス

バイオベンチャーも大手製薬会社もこぞって腸内細菌創薬に参入し,大ブームが起こっている。ブームを生んだ理由は3つ。腸内細菌を培養せずに解析する技術の進展,健常者と患者の腸内細菌データベースの蓄積,そしてノートバイオロジー( … 続きを読む

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特集:腸内細菌

私たちの腸内に生息する細菌の研究が進み,健康・医学の分野に大きな影響を与える存在になってきた。腸内細菌を培養したり解析する技術によって,腸内細菌が肥満やエイジング,脳機能に及ぼす影響が解明されつつあるほか,腸内細菌のパタ … 続きを読む

カテゴリ 2017年2月号, 記事

新時代を迎えた腸内常在菌研究

ヒトの腸内常在菌(腸内細菌)の構成は極めて個人差が大きい。腸内常在菌は消化管の構造や機能に影響し,栄養や生理機能,薬効,老化,発がん,免疫,感染などに大きな影響を及ぼす。さらに,肥満や脳内物質との関わりも注目さており,肥 … 続きを読む

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