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キログラムを再定義

1キログラムは白金イリジウム合金製の円筒(国際原器)の質量として定義されてきた。いまも人工物によって定義されている計量単位はこれだけだが,国際度量衡総会は1キログラムを量子力学の「プランク定数」と関連づける形で再定義する … 続きを読む

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究極の選択? 麻薬依存をイボガインで治療

イボガインは熱帯雨林の植物から抽出された物質で,薬物依存患者の脳をリセットして依存から脱するのを助けるとされる。だが心臓などに致命的な悪影響を及ぼす恐れがあるため米国では使用が禁じられており,中南米の無許可クリニックに渡 … 続きを読む

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65cm屈折望遠鏡と大赤道儀室(下)

 国立天文台の三鷹キャンパスのシンボルである口径65cm屈折望遠鏡は昭和4年(1929年)秋に完成した。東京帝国大学の東京天文台(国立天文台の前身)が独カール・ツァイス社に発注,大赤道儀室という天文ドームに設置された(右 … 続きを読む

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無線送電の技術を応用 世界の電力利用社会に変革:篠原真毅

電源ケーブル要らずのワイヤレス給電技術の開拓者 技術普及のために産学連携や標準化作業に取り組む 将来は宇宙で太陽光発電し,地上に送電する研究も   2月3日,京都大学生存圏研究所教授の篠原真毅は米シリコンバレー … 続きを読む

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うつ病治療に運動を取り入れる

運動が軽・中度のうつ病治療に有効であることを示す証拠が蓄積している。運動はストレスに対する生化学的な回復力を強め,新たな脳細胞の成長を促し,自己肯定を高める。精神疾患の背景にある遺伝的リスクを相殺する可能性さえある。逆も … 続きを読む

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運動のパラドックス なぜやせられないのか

身体を活発に動かしている人はより多くのカロリーを燃やしている,というのが旧来の見方だ。だが,肉体的にきつい生活を送っている昔ながらの狩猟採集民も便利な近代的生活をしている人々も,実際に消費しているカロリーは同じであること … 続きを読む

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特集:運動と健康

ジムに通って汗を流してもなかなかやせない──。そんな経験がある人は多いだろう。それは努力不足というより人体の仕組みによるところが一因かもしれない。近年の研究で,肉体的にきつい生活を送っている昔ながらのアフリカの狩猟採集民 … 続きを読む

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量子ビットから生まれる時空

時空は情報の基本単位からできていて,それらの構成要素は「量子もつれ」という奇妙な現象を介して結びついているのかもしれない。量子もつれ状態にある2つの粒子は,遠く離れていても,その振る舞いが同期する。量子コンピューターを扱 … 続きを読む

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別冊218 はじめに

 別冊日経サイエンス218『脳科学のダイナミズム──睡眠 学習 空間認知 医薬』では,ここ数年の記事を中心に脳神経科学や認知科学,心理学の成果を取り上げる。  眠りが心身の充足をもらたすことは誰もが経験している。睡眠不足 … 続きを読む

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神話の進化

動物の姿に変えられた人物が天の星座になる。男が作った女性の彫像が命を得て男の妻になる。こうしたストーリーの神話が世界のいろいろな文化に伝わっている。空間的にも時間的にもかけ離れた多くの文化に伝わる神話の粗筋が驚くほど似通 … 続きを読む

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ピルトダウン人の真相

 1912年12月,大英博物館自然史部門の地質学部長ウッドワードはロンドン地質学会の会合の席で,アマチュア考古学者のドーソンがピルトダウンという町の周辺で発見した化石に「エオアントロプス・ドーソニ(ドーソンの曙人)」とい … 続きを読む

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とける永久凍土

本来は年間を通じて凍ったままの永久凍土が,北極の広い範囲で融解している。そこに含まれている動植物の残骸を微生物が分解すると,二酸化炭素とメタンが生じる。北半球の永久凍土は大気中に存在する炭素の2倍近い有機炭素を含んでいる … 続きを読む

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ヒトの臓器を動物で作る

世界で毎年数万人が臓器移植を受けているが,提供される臓器の数は足りていない。欧州では平均毎日16人,米国では22人が移植用の心臓や肝臓などを待つ間に亡くなっている。そこで,最新の幹細胞技術を使ってヒトの臓器をブタなどの動 … 続きを読む

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非科学的デマを斬る──知っておきたい5つの事実

「気候変動はでっち上げだ」って,ちょっと待った。米国では近年,特定の問題に関する科学的コンセンサスを否定する人々が目につく。先の大統領選挙キャンペーンでもそれが顕著だった。本誌の提携誌SCIENTIFIC AMERICA … 続きを読む

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ケニアの野生動物を守れ リチャード・リーキーに聞く

古生物学者として著名なリチャード・リーキーはケニア大統領の要請を受けて2015年4月,ケニア野生生物公社の総裁に就任した。ゾウやサイなどアフリカの動物はかつてない激しい密猟の脅威に直面している。アジアで新たに拡大してきた … 続きを読む

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