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トランスジェンダーの子どもたち

北米のトランスジェンダーとジェンダー不適合の子ども合わせて300人以上を20年間追跡する調査研究「トランス・ユース・プロジェクト」が進んでいる。彼らの性同一性がどのように発達するのかを知るのが目的だ。これまでの結果による … 続きを読む

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特集:性とジェンダーの科学(前編)

XとYの性染色体だけでは生物学的な性としても社会的帰属としてのジェンダーの観点からも,男女を区別するのに不十分だ。例えば脳の重量は男性のほうが平均で140gほど重いが,体格を考慮して補正すると差は縮小する。「男女の脳はど … 続きを読む

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カロリー神話の落とし穴

摂取したよりも多くのカロリーを燃やせば体重を減らせるのだが,懸命に運動しても期待したほどの減量効果は得られない。なぜだろう? その理由がわかってきた。食べる量だけでなく,タンパク質や食物繊維など食物の組成が実際の摂取カロ … 続きを読む

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海の魚に異変? 酸性化がもたらす異常行動

気候変動に伴って海水が酸性化すると,海の生物の重要な行動が損なわれるおそれがあるようだ。カクレクマノミやサメなどを酸性度の高い海水で育てると,捕食者の匂いを嗅ぎ取れず,餌を見つけることもできなくなった。危険な場所へ迷い込 … 続きを読む

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都市で地球を救え

都市を持続可能にするには,太陽光を最大限に利用し,廃棄物を資源として扱うなど,自然の循環原理に従って都市を設計すべきだ。オランダの「パーク20|20」や米航空宇宙局(NASA)がカリフォルニア州に設けた「サステナビリティ … 続きを読む

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浪費都市よさらば

全世界で多くの人々が都市に移り住んでいる現在,都市は世界の資源問題を解決するうえで主要な位置を占めている。都市には,無駄に使われるエネルギー,無駄に排出される二酸化炭素,食物の無駄,水の無駄,空間の無駄,時間の無駄があふ … 続きを読む

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20cmトロートン望遠鏡

東京・上野にある国立科学博物館の日本館(旧本館)は昭和初期の重厚な建物だ。西側の正面にある吹き抜けの大ホールから南北に翼を広げる形で展示室が伸びている。南翼1階は天体望遠鏡や顕微鏡,地震計,時計などの技術の歩みを紹介する … 続きを読む

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北極環境研究の精鋭 世界の気象学を牽引:猪上淳

大気と海洋の相互作用に極地の海氷挙動を加えた理論で注目を集めた 今年度の日本気象学会賞を受賞,国際研究では中核メンバーだ 研究だけにとらわれないライフスタイルも追い求めている    複雑な気候変動はどうやったら … 続きを読む

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連想を生むニューロン集団

「一見魅力的な投資話に乗る価値があるかどうかは,その情報の出所で決まる。例えば,その話を持ってきた人物が誠実かどうかだ。情報の出所とその人の性格についての記憶がリンクしていないと,惨憺たる結果を招きかねない。神経科学では … 続きを読む

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記憶をつくり変える

「1990年公開の『トータル・リコール』という有名なSF映画がある。人気俳優アーノルド・シュワルツネッガー演じる主人公は,ある組織から自分の過去について偽の記憶を脳内に植え付けられてしまう。このアイデアはもちろん1990 … 続きを読む

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特集:見えてきた記憶のメカニズム

私たちは,「スタジアムの歓声」「自宅のテレビ」「黄色と緑のユニフォーム」「手にしたワインの香り」といった個々の記憶を互いに関連づけて,「100メートル走の決勝戦でボルト選手が走る様子を見た」という記憶を想起する。だが,こ … 続きを読む

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CAR-T細胞でがんを攻撃

人間の身体には生来,がんを殺す免疫細胞「T細胞」が備わっている。樹状細胞からシグナルを受け取ると分裂して自分のコピーを増やし,サイトカインと呼ばれる化学物質を放出して身体の免疫応答を高めるのだ。1990年代半ば,ペンシル … 続きを読む

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登場したCAR-T療法 実力と課題

患者の免疫機能を増強してがんを攻撃する免疫療法は,古くから様々に試みられてきた。だがその効果ははっきりせず,「効かない治療」の代名詞にもなってきた。だが近年,状況は一変した。きっかけは2014年7月に認可された「ニボルマ … 続きを読む

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特集:がん免疫療法のブレークスルー

8月30日,米食品医薬品局(FDA)が,がんの新たな免疫療法に用いるスイス・ノバルティスの「CAR-T細胞」を,難治性または再発を繰り返すB細胞性急性白血病の治療薬として承認した。患者から取ったT細胞を遺伝子操作技術で改 … 続きを読む

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誰が作ったのか? 最古の石器発見で揺らぐ定説

2015年,ある国際研究チームがケニアのトゥルカナ湖北西岸のロメクウィ3遺跡で330万年前の石器を発見したと発表した。これまでの定説によると,人類は300万年前から200万年前にかけての気候変動に適応するなかで技術に依存 … 続きを読む

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