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氷が消える海

北極海では気温が上がると海氷が減り,海氷が減るとさらに気温が上がるフィードバック機構により,海氷減少と気温の急上昇が続いている。今後,地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出を一切やめたとしても,海氷減少は止まらず,今世紀 … 続きを読む

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北極海争奪戦

北極海の海底について沿岸各国が権利を主張している。先行したのはノルウェーで,北極海海底の3区画に関するデータを2006年に大陸棚限界委員会(CLCS)に提出した。同委員会はこうした権利請求が科学的に適切かどうかを審査する … 続きを読む

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にらみ合いの行方

今年3月,米国のB-52戦略爆撃機などが加わるNATO(北大西洋条約機構)合同軍事演習が行われていたノルウェー海上空の同じ空域に,ロシアの戦略爆撃機2機が侵入した。驚いたノルウェー軍は急遽,F-16でこれを追跡した。2機 … 続きを読む

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特集:北極融解

北極圏は劇的に変化しつつある。北極海では海氷減少と気温,海水温の急上昇が続いている。今後も海氷減少は止まらず,早ければ2030年代後半には夏場の北極海から海氷がほとんどなくなる可能性がある。陸域では永久凍土の融解が進んで … 続きを読む

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第3の腕を手に入れる

女性が両手で白い箱を持って,何かの作業をしている。そこへ左からプラスチックボトルが差し出された。すると黒いシャツを着たロボットの腕がすっと手を上げ,ボトルをつかんだ──。京都府にある国際電気通信基礎技術研究所(ATR)主 … 続きを読む

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意図を汲んで動くマシン

神経信号によってコンピューター画面のカーソルやロボット義肢を動かすことができるブレイン・マシン・インターフェース(BMI)の開発が進んでいる。著者らは四肢麻痺患者の後頭頂皮質に電極を挿入し,患者が実行したいと思う動作を読 … 続きを読む

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特集:BMIで拡張する身体

脳の活動からその人の意図を読み取って,外部のロボットアームやコミュニケーション装置を動かす。そんな新しいBMI(ブレイン・マシン・インターフェース)装置が,ユーザーに使ってもらって検証する段階に入っている。米カリフォルニ … 続きを読む

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抜け落ちた視点 月経の科学的解明

雌が周期的に出血する「月経」があるのは,ヒトのほかはチンパンジー,コウモリ,ハネジネズミなど一部の動物だけだ。大部分の哺乳類は発情することで生殖可能のシグナルを出し,発情期の終わりに子宮内膜を吸収している。   … 続きを読む

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国際比較:妊産婦死亡率

出産時に死亡する女性の数は幸い世界的に減少傾向にあるが,米国では上昇している。現在では1987年に比べて2倍に増え,毎年800人近い妊産婦が死亡している。最も衝撃的なのは人種による差が大きいことで,黒人女性が心臓の問題や … 続きを読む

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卵子凍結ブームの死角

技術の進歩が卵子凍結ブームを後押ししている。卵子凍結によって妊娠を先延ばしできるとうたわれているが,卵子を凍結しても無事出産にこぎ着けられる保証はまだない。

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特別リポート:生殖医療の現在

卵子を急速凍結するガラス化法の開発や体外受精技術などの進歩に伴い,将来のために卵子を凍結する女性が増えている。米国では卵子凍結専門クリニックも登場し,卵子凍結を奨励している。だが,卵子を凍結しても無事出産にこぎ着けられる … 続きを読む

カテゴリ 2019年11月号, 記事

世界の全情報をタマゴ1個に DNAストレージ

DNAは遺伝暗号だけでなく情報一般の保存に最適な特性を持っている。塩基配列を読み取る技術が進んだことで,一部の研究分野では分子スケールの記録媒体として使われるようになってきた。記録した複数の画像を順番に読み出して動画を再 … 続きを読む

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闘争の動物行動学

どの動物も,食物や交配相手をめぐる争いの際に,相手と自分の戦闘能力を比べていると考えられてきた。相手が強すぎるなら諦めたほうが身のためだ。だが近年の研究で,多くの動物種が戦うか引き下がるかを決めるうえで別の様々な評価法を … 続きを読む

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多言語の逐次翻訳完成 次は高精度の同時翻訳:隅田 英一郎

日本の機械翻訳の研究開発をリードしてきた 観光客に人気の携帯型翻訳機の中核技術を開発した グローバル時代に役立つ高精度な同時通訳技術の開発に取り組む   外国客が大挙来日する東京五輪・パラリンピックまで約1年。 … 続きを読む

カテゴリ 2019年10月号, 記事

最古の左右相称動物 モンゴルで生痕化石を発見

哺乳類や魚類など現生動物の共通祖先となる最初の左右相称動物が登場したのは,生命が爆発的な進化をした古生代カンブリア紀だとされる。しかしカンブリア紀最初期の赤道域付近においては,そうした動物がすでにかなり多様性を持ち,大型 … 続きを読む

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