カテゴリ : 記事

彗星王国日本を支えた堂平シュミット望遠鏡

半世紀前の1970年代から80年代にかけて日本は「彗星王国」の名をほしいままにしていた。当時,ほとんどの新彗星は日本のアマチュア天文家によって発見されていたからだ。天文家からの電報を受けて新彗星をすみやかに確認し,国際天 … 続きを読む

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ジャパンチームで新型コロナの変異を解明:佐藤佳

遺伝子の変異から新型コロナウイルスの性質を探る 変異ウイルスを人工的に作製して実験で確かめる 若手研究者の連携で素早く社会に成果を生かす 2021年4月,新型コロナウイルスに関するある査読前の論文がメディアで話題になった … 続きを読む

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最大の難関「エラー訂正」を実行する新手法

物理法則によれば,禁じられていないことは必ず起こる。したがってエラーは避けられない。言語や料理,コミュニケーション,画像処理など,あらゆるところにエラーは存在する。もちろんコンピューターにも。エラーを抑制あるいは訂正する … 続きを読む

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量子コンピューターの究極の目標

今や,量子コンピューターという言葉を,新聞や雑誌で見ない日はないくらいである。グーグルやIBMといった名だたるIT企業や各国の研究機関が量子コンピューターの開発にしのぎを削り,我が国でも理化学研究所の量子コンピュータ研究 … 続きを読む

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特集:量子コンピューター最大の壁「エラー訂正」

意外に思うかもしれないが,量子コンピューターは,実用的な計算においてはいまだスパコンに勝てていない。現在のマシンは計算途中に生じるエラーを訂正できず,正しい答えが得られないからだ。実はこれは量子コンピューターを含むあらゆ … 続きを読む

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高精度ナビの仕組み 鳥には地磁気が見えている

あなたがオオソリハシシギの幼鳥だと想像してほしい。すらりとした足と獲物を探るための長いくちばしを持つ大型の水鳥だ。アラスカのツンドラで卵から孵化したあなたは,日が短くなって凍てつく冬が迫ると,地球上でも特に見事な渡りに出 … 続きを読む

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動物たちの磁気感覚

動物はそれぞれ,自らの生活環境に合わせて必要な音や光を捉える感覚を研ぎ澄ませてきた。その仕組みは驚くほど理にかなっている。耳の中には音波を周波数ごとに微細な繊毛の揺れに変換する仕組みがあり,これは音の本質が空気の振動であ … 続きを読む

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特集:渡り鳥の量子コンパス

 渡り鳥は遠く離れた繁殖地と越冬地の間を毎年往復している。鳥たちは太陽や星に加え地磁気をナビゲーションに利用していることが知られているが,その仕組みは長年不明だった。最近の研究で,鳥の眼の中では光化学反応によって「ラジカ … 続きを読む

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緊急解説:天の川銀河中心 ブラックホール 撮影成功

「これが私たちの住む天の川銀河中心にあるブラックホールの姿です」。2022年5月12日午後10時過ぎ,独ゲーテ大学フランクフルトの森山小太郎研究員が緊張した手つきでスクリーンに映し出したのは,少し濃淡があるオレンジ色のリ … 続きを読む

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高速電波バースト 浮かび上がる新たな謎

2001年にオーストラリアの電波望遠鏡が天の川銀河のはるか先から到来した瞬間的なパルス信号をとらえたとき,誰もそれに気づかなかった。この強烈なフラッシュの記録は5年以上も埋もれたままとなり,ある科学者グループが保存データ … 続きを読む

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天才のようにまどろめ エジソンに学ぶ半覚醒状態のひらめき

エジソン(Thomas Edison)が眠りを嫌ったことはよく知られている。電球の生みの親として万人に知られるこのエネルギッシュな発明家は,1889年の本誌SCIENTIFIC AMERICANに掲載されたインタビュー記 … 続きを読む

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貝の毒化を監視せよ アラスカの海辺に温暖化の脅威

貝を採るアラスカ先住民の多くは長年,海が温かくなる夏の間の潮干狩りは避けてきた。有毒藻類の大量発生「有害藻類ブルーム」が起きやすく,藻類の毒素を魚介類が取り込んで体内に蓄積する可能性があるからだ。 ところが,有害藻類ブル … 続きを読む

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アメリカ黒人社会の強靭さ

全世界がパンデミックや気候変動がもたらす災害に見舞われている今,ソーシャルキャピタルという概念の重要性が高まっている。ソーシャルキャピタルとは,互いを信頼して積極的に人間関係やネットワークを構築して社会の問題を解決し,生 … 続きを読む

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屈折を考える

間瀬真知香(ませ・まちか)はティーカップを用意し,その横に木でできた手のおもちゃ,綿棒,ビールのジョッキなどを並べた。何かの実験が始まるようだ。そこへ高校生の何戸家夏太(なんとか・なつた)と姉の奈留沙(なるさ)が勢いよく … 続きを読む

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電動車椅子から月面探査ロボまで:石上玄也

電動車椅子の国際レースに参加し,3位入賞した 「欲張り」な性格で様々な研究に取り組んできた “本業”の自律移動ロボットで月面基地実現を夢見る 20年11月,身体障害者向けのアシスト機器の性能を競う国際競技大会「サイバスロ … 続きを読む

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