カテゴリ : 1997年8月号

プラスチックを変えるメタロセン触媒

 プラスチック産業は今,1つの触媒によって大きく変わろうとしている。この触媒が作り出すプラスチックは,これまでと同じ原料を使っているにもかかわらず,より透明で衝撃力に強く,放射線を受けても分解されにくい。この触媒を使うと … 続きを読む

カテゴリ 1997年8月号, 記事

強いライオンがなぜ群れる

 ネコ科の動物は孤独なハンターである。そのなかで,百獣の王ライオンだけがなぜ狩りや子育てで協同戦略をとるのだろうか。この謎を解くため,2人の著者は約20年にわたってライオンの研究を続けてきた。    その結果, … 続きを読む

カテゴリ 1997年8月号, 記事

病気と健康のカギを握るインテグリン

 私たちの体は約60兆個の細胞で作られている。もしそれらが全部ばらばらなら,体は形を保つことができないだろう。生命を維持していくには,細胞同士をくっつける“接着剤”が不可欠である。15年ほど前から,この接着剤の働きをする … 続きを読む

カテゴリ 1997年8月号, 記事

初期宇宙が語る銀河進化論

 1995年12月,ハッブル宇宙望遠鏡は,北斗七星の近くの領域で,まるで宝石箱をひっくり返したような情景を撮影した。そこに写っていたものは,宇宙誕生から20~30億年しか経っていない初期宇宙の銀河たちであった。 &nbs … 続きを読む

カテゴリ 1997年8月号, 記事

極限微生物の隠れた能力

 人間から見ると,とても生物がすめるとは思えないような環境にも生物はいる。100℃を超える深海の熱水噴出口の近くにも生物はいるし,凍りかかった南極海にもいる。胃酸よりも酸性度の高い環境や,高アルカリ性環境,塩分濃度の異常 … 続きを読む

カテゴリ 1997年8月号, 記事

安楽死は本当に必要か

 現代医療に対する意地悪い皮肉に,「なるほど寿命は驚異的に延びたけれども,死にゆくプロセスも引き延ばされた」というのがある。今日,米国では年間に250万人が亡くなるが,このうちの約2/3は,心臓病やガンなどの慢性疾患でさ … 続きを読む

カテゴリ 1997年8月号, 記事

地球温暖化──どうなる異常気象

 地球温暖化の影響は,具体的にはどんな形で現れるのか。猛暑や干ばつ,豪雨といった異常気象がそのひとつであることは疑いない。過去100年の気象観測データの分析と,気候モデルを使ったコンピューターシミュレーションから,今後, … 続きを読む

カテゴリ 1997年8月号, 記事

日経サイエンス 1997年8月号

地球温暖化―どうなる異常気象  T. R. カール/N. ニコルス/J. グレゴリー 温暖化は単純に平均気温が上がるだけではありません。また,地球全体で同じ変化が起きるわけでもありません。乾燥化が進む地域もあれば,冬の積 … 続きを読む

カテゴリ 1997年8月号, 雑誌