カテゴリ : 2000年7月号

アリューシャンを走り回った幻のカヌー

 1700年代,ロシア人が初めてアリューシャン列島とアラスカ沿岸に足を踏み入れた時に目にしたのは,海のそこかしこを行き交う一風変わった小舟の群れだった。舟は小型ながら素早く動き,二股に分かれた船首をもっていた。ロシア人探 … 続きを読む

カテゴリ 2000年7月号, 記事

群れが生み出す知能

アリやハチ,シロアリといった社会性昆虫は,コロニーをつくって生活している。コロニーの昆虫は1匹1匹が自分の計画を持っていて,群れ全体が高度に組織化されているように見える。個々の活動を結びつけるのに何ら管理されている様子は … 続きを読む

カテゴリ 2000年7月号, 記事

地球の異変を監視する

 米航空宇宙局(NASA)が昨年12月に打ち上げた最新鋭の地球観測衛星「テラ」が,鮮明な画像を送り始めた。搭載した5種類の高性能センサーが温暖化など地球の異変を探ろうとしている。    テラは,NASAが進めて … 続きを読む

カテゴリ 2000年7月号, 記事

地球の未来はどこまで予測できるのか

 コンピューターの性能を100倍高められる新しいシミュレーション手法が登場した。これを使えば,火山の噴火や隕石の衝突など複雑な現象を再現できる。気候変動や災害の予測などにも応用でき,地球の未来予測の精度が高まる。 &nb … 続きを読む

カテゴリ 2000年7月号, 記事

記憶力増強マウスの誕生

 科学者になろうと決めた時には,まさか自分の研究成果がテレビの娯楽番組で話題になるとは夢にも思わなかった。私たちは昨年9月にマウスの遺伝子を操作して,学習記憶能力を高めるのに成功した。この成果の発表後,テレビをつけたら私 … 続きを読む

カテゴリ 2000年7月号, 記事

消えたネアンデルタールの謎

 3万年前を境に,ネアンデルタールは地球上から忽然と姿を消した。その消滅に,新しいタイプの人類の出現がかかわっていることは間違いないと思われる。だが,そこで何が起きたのかは今もって不明だ。ネアンデルタールは,私たち現代人 … 続きを読む

カテゴリ 2000年7月号, 記事

褐色矮星の意外な正体

 恒星と巨大惑星の中間の質量をもつ褐色矮星(わいせい)が1990年代半ば以降,続々と見つかっている。褐色矮星の存在は1960年代に予言されていたが,暗くて見つけにくいため,発見までは苦難の連続だった。しかし,観測方法の工 … 続きを読む

カテゴリ 2000年7月号, 記事

日経サイエンス 2000年7月号

群れが生み出す知能  E. ボナボー/G. テロラス アリやハチのような社会性昆虫の協調行動は自己組織化されている。このシステムにヒントを得て,電話網の混雑を解消したり,複数のロボットに共同作業をさせるソフトウエアが開発 … 続きを読む

カテゴリ 2000年7月号, 雑誌