SCOPE & ADVANCE
デジカメに“目つぶし”〜日経サイエンス2006年11月号より
デジタルカメラの目を一時的にくらませるセキュリティーシステムが登場するかもしれない。この方法はデジカメが使っている画像センサーの「逆反射」という性質を利用する。センサーで反射された光は散乱せず,入射経路と平行に元の場所に … 続きを読む
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エタノールよりもバイオディーゼル燃料〜日経サイエンス2006年11月号より
石油に代わる“再生可能燃料”として,主に大豆から作られるバイオディーゼル燃料や,トウモロコシの粒から蒸留されるエタノールがある。ミネソタ大学の研究者たちは,両者についてエネルギー利得と環境への影響を初めて総合的に調べ,バ … 続きを読む
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系外惑星を直接見るには〜日経サイエンス2006年11月号より
「人には,惑星と同様,目に見える歴史と目に見えない歴史がある」とジョージ・エリオットは書いた。実際,ほとんどの惑星は目に見えず,私たちに見える他の物事に及ぼす影響によって,その存在が間接的にわかるだけ──太陽系外の惑星の … 続きを読む
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イルカは眠っているか〜日経サイエンス2006年10月号より
水族館での観察から,”細切れ”に眠りを取ることがわかった 出産直後のイルカの母子は少なくとも1カ月間は止まらずに泳ぎ続け,30秒に1回くらいの割合で水面に浮かび上がって呼吸する。そのとき,ほとんどの場合は … 続きを読む
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読心術ジャンケンロボット誕生〜日経サイエンス2006年10月号より
日本チームが脳と機械をつなぐインタフェースを開発した応用の可能性は幅広い 物事を決めあぐねたとき,日本では大人もあの伝統的な方法に頼る場合がある。ジャンケンだ。最近,日本の科学者がこの伝統に新たな趣向を加 … 続きを読む
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旧石器時代の若き芸術家〜日経サイエンス2006年10月号より
洞窟壁画は狩りやセックスへの関心を映している10代の少年たちが描いたのかもしれない 旧石器時代の洞窟画ほど想像力をかき立てるものはない。1万年以上前に生きていた人間が残した数少ない具体的記録の一部だ。この … 続きを読む
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金星の空から聞く地殻変動の響き〜日経サイエンス2006年10月号より
探査衛星ビーナス・エクスプレスは“金星震”の観測にも挑戦する計画だ 約5億年前,金星で何かひどい出来事があったらしい。ほぼ全表面にわたって,猛烈な火山活動が起こったようだ。金星は地球の兄弟惑星であり,かつ … 続きを読む
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賢い子の脳は…〜日経サイエンス2006年9月号より
子どもの聡明さは脳ミソの量によるというよりも,成長期に灰白質が厚くなったり薄くなったりするスピードに関係があるようだ。 米国立精神衛生研究所(NIMH)とカナダのマギル大学の研究者たちは307人の子ども … 続きを読む
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超高エネルギー宇宙線の謎を解く〜日経サイエンス2006年9月号より
日米共同の宇宙線望遠鏡,来春ユタ州で稼働 宇宙の大きな謎の1つ,超高エネルギー宇宙線の存在と正体を突き止めるため,米国ユタ州の標高1400mの荒野で世界最大級の宇宙線望遠鏡TA(Telescope Arr … 続きを読む
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重力の痕跡〜日経サイエンス2006年9月号より
天文学者というものは,太陽系の奇妙な特徴を説明できないとなると,どんなにあり得ないと思われても「衝突」を引き起こそうとする。例えば,海王星の衛星トリトンは他の衛星とは逆方向に回っているが,これまで最有力だった説は,トリ … 続きを読む
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変化する自然定数〜日経サイエンス2006年9月号より
自然界の定数は不変だと考えられているが(まあ,だから「定数」というのだけれど),陽子や電子の質量が時とともに変化してきたらしいことがわかった。 アムステルダム自由大学の研究者たちは実験室で水素ガスに極端紫外線のレーザー … 続きを読む
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メタンハイドレート層に未知の微生物群〜日経サイエンス2006年9月号より
地下微生物圏の多様性解明に手がかり 深海底下数百mに存在する“燃える氷”メタンハイドレート層の周辺で,未知の微生物群が見つかった。メタンハイドレートの形成と,地下数kmまで広がっている地下微生物圏の多様性の … 続きを読む
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新ニューロンは何のため?〜日経サイエンス2006年9月号より
マウスの成体は,おもちゃや回し車のある広々とした場所に置かれると,新しいニューロンを通常よりも多く形成する。このため,こうした環境下で学習と記憶が向上するのはもちろん,不安感が減るのもニューロンの生成(神経新生)による … 続きを読む
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脳から心臓へ〜日経サイエンス2006年9月号より
脳卒中で倒れた人のうち約5%が,その後間もなく心臓発作を起こす。なかには心臓病の病歴がない人もいる。最近,脳のある部分が卒中でダメージを受けると,心筋に損傷が生じるリスクが15倍にもなるらしいことがわかった。 動脈閉塞 … 続きを読む
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熱すると抗ガン剤を放出〜日経サイエンス2006年9月号より
熱を加えると壊れる微小カプセルに抗ガン剤を入れ,患者に投与して体外から温めることで,病巣だけに抗ガン剤を放出する──。そんなドラッグデリバリーシステム(DDS)を大阪市立大学の河野健司(こうの・けんじ)教授らのグループ … 続きを読む
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