SCOPE & ADVANCE

シロアリをだます菌類〜日経サイエンス2006年6月号より

カッコーも顔負けの托卵の新名人が登場した。Athelia属という菌類のうちいくつかの種はシロアリをだまして,自分たちの子孫を育てさせる。これらの菌の菌核粒子は繊維でできた堅い球体で,「シロアリ玉」とも呼ばれる。シロアリの … 続きを読む

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丈夫なイネになる秘訣〜日経サイエンス2006年6月号より

ケイ素を吸収する仕組みを解明    イネが土壌中のケイ素を吸収するときに働くタンパク質と,それをコードする遺伝子Lsi1を岡山大学資源生物科学研究所の馬建鋒(ま・けんぼう)教授らのチームが突き止めた。ケイ素は植 … 続きを読む

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危険なウイルスを糖で識別〜日経サイエンス2006年5月号より

 糖を使って,インフルエンザウイルス株の致死性を特定できそうだ。  インフルエンザウイルスにはヘマグルチニンというタンパク質があり,これが人間の細胞表面にあるシアル酸を含む糖タンパク質に結合して,人体に感染する。スクリプ … 続きを読む

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ついにわかったニホンウナギの出生地〜日経サイエンス2006年5月号より

マリアナ諸島沖,スルガ海山の近くであると特定された 日本付近に戻るために,ごく限られた海域で産卵されているようだ   長年の謎とされてきたニホンウナギの産卵場所が,北太平洋のマリアナ諸島沖,スルガ海山近傍である … 続きを読む

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時空に刻まれた溝〜日経サイエンス2006年5月号より

1990年代半ばを最後に活動が止まっていたブラックホールが最近再び活発化し,ブラックホールの自転を推定するのに使われてきた仮定が裏づけられた。自転は質量とともにブラックホールの重要な特性だ。物質がブラックホールの周囲で渦 … 続きを読む

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走りっぷりをあげたASIMO〜日経サイエンス2006年5月号より

高速で旋回,ジグザグ走行もOK    ホンダの人型ロボットASIMO(アシモ)の走りがさらにヒトに近づいた。走行速度が従来の2倍の時速6kmに速まり,やや複雑な走りもできるようになった。 2月中旬,東京の日本科 … 続きを読む

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量子計算,イオン方式が先行〜日経サイエンス2006年5月号より

「もつれ」の生成や操作で,他の手法よりも一歩先んじた   量子コンピューターの開発に向けて,いろいろな技術が追求されている。超電導素子,光子に基づく系,量子ドット,スピントロニクス,分子の核磁気共鳴を利用するも … 続きを読む

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「だいち」がとらえた大規模地滑り〜日経サイエンス2006年5月号より

宇宙航空研究開発機構(JAXA)はフィリピンのレイテ島で2月17日に起きた大規模地滑りの被災地を陸域観測技術衛星「だいち」が撮影した画像を公開した。搭載した合成開口レーダー「PALSAR」でとらえた画像と1996年に地球 … 続きを読む

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自分でできる水虫診断〜日経サイエンス2006年4月号より

菌に反応する抗体を使った簡易キットを開発    水虫かな?と思ったら,自分で病変部の皮膚や爪を少し削り取り,小さな試験管に入れる。アルミ袋から試験紙を取り出し,試験管に3秒浸すと,5分後には判定結果が出る。試験 … 続きを読む

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日本最大の断層 関東平野地下にも確認〜日経サイエンス2006年4月号より

 九州から関東山地まで続く日本最大の断層「中央構造線」が,関東平野の中央付近の地下まで達していることを早稲田大学,産業技術総合研究所,防災科学技術研究所のチームが突き止めた。大きな地震を引き起こす活断層の可能性は低いとみ … 続きを読む

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嫌われるゲーム〜日経サイエンス2006年4月号より

 実験経済学によると,人はあいまいなリスクよりも既知のリスクを含むゲームを好む。その理由が明らかになってきた。    カリフォルニア工科大学の研究者たちは,被験者に脳の画像をスキャンしながら2種類のゲームをさせ … 続きを読む

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土星の衛星で噴火を確認〜日経サイエンス2006年4月号より

 土星の衛星エンケラドスが米航空宇宙局(NASA)によるカッシーニ計画の主役になろうとしている。    昨年の観測結果から,エンケラドスの南半球から水蒸気とダストの噴出流が数百kmにわたって噴き上がり,土星の輪 … 続きを読む

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量子を操れ〜日経サイエンス2006年4月号より

 量子計算と通信の分野で大きな前進があった。2つのグループが原子の束を使って1個の光子の捕捉と解放を行い,3番目のグループがそうした2つの束を絡ませることに成功した。    量子を使った情報技術の発展は,量子ビ … 続きを読む

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人の顔を見分けるハチ〜日経サイエンス2006年4月号より

 ミツバチを訓練すると人間の顔を識別できるようになる。英ケンブリッジ大学のダイアー(Adrian G. Dyer)らは,ミツバチにある実験を施した。人間の顔を写した白黒写真をミツバチに近づけ,甘いごほうび(砂糖水)と苦い … 続きを読む

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タンパク新素材で驚異の弾力性〜日経サイエンス2006年4月号より

人工レシリンの登場で高まる実用化への期待    スーパーボールは硬いプラスチックの球体で,落下するとほぼ完璧に跳ね返り,いつまでも弾み続けそうなおもちゃだ。最近,天然のスーパーボールともいえるタンパク質が合成さ … 続きを読む

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