カテゴリ : 2007年12月号

特集:肥満と食糧危機 世界を蝕むパラドックス 命の糧をめぐる問題

 途上国ではかつての飢餓ではなく,肥満がより大きな問題になっている場合が多い。グローバリゼーションの副産物として生じた「栄養転換」の結果だ。現ミレニアムは史上初めて,世界で太りすぎの人の数が栄養不良の人口と肩を並べた。人 … 続きを読む

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"Can Fat Be Fit?" / 「『太めでも健康』のウソ」より抜粋

Two years ago Katherine M. Flegal, a re-search-er at the Centers for Disease Control and Prevention, did a new statistical analysis of national survey data on obesity and came to a startling conclusio … 続きを読む

カテゴリ 2007年12月号, 英語で読む日経サイエンス

その食べ物は大丈夫? 食の安全を守る技術

 毎日,何十億もの食品が袋詰めにされて,消費者の口元へと運ばれているが,食品汚染はきわめてわずかしか発生していない。しかし,2001年9月11日の同時多発テロ事件以来,テロリストが人を殺したり,国民の信頼失墜による経済麻 … 続きを読む

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農業革命の種をまく 組み換え作物を生かす道

 今日,8億人が飢えているとはいえ56億人の食は足りている。これに対し,1960年当時の世界人口は約30億人で,そのうち,きちんとものを食べていたのは20億人にすぎない。食糧供給がこれほど劇的に増えた背景には農業技術の発 … 続きを読む

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それでも8億人は飢えている

 あなたがこの記事を読む30分ほどの間に360人の乳幼児が飢えと栄養失調で死んでいく。1分間に12人,それも絶え間なしに。1年間で600万人以上が亡くなる計算だ。しかし,これは氷山の一角にすぎない。世界人口の約1/8にあ … 続きを読む

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途上国を襲うメタボリックシンドローム

 発展途上国に暮らす数億人の食と健康をめぐる状況は,この20年で激変した。ほとんどの途上国では,飢餓に代わって肥満が健康への脅威になりつつある。とくにメキシコやブラジル,エジプト,中国などでは体重過多および肥満の人たちの … 続きを読む

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過食を生む脳

 強迫性の過食症と,薬物依存。両者に脳の一部が共通してかかわっていることが明らかになり,肥満の理解と治療に新たな手がかりが得られつつある。依存症研究の第一人者で米国立薬物乱用研究所の所長を務めるボルコフ(Nora D. … 続きを読む

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なぜ太ってしまうのか

 人類の誕生から現在に至るまでのほとんどの期間において,食物はまさに“食べられる時に食べるもの”だった。ヒトは食物がときどきしか手に入らない環境で進化したので,食べるものがない時に備えて摂取エネルギーを蓄える能力が生き残 … 続きを読む

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「太めでも健康」のウソ

 米国では,太りすぎの悪影響に疑問を呈する研究結果や一般向け書籍が話題になっている。しかし,この主張はおそらく誤りだ。    2年前,米疾病対策センター(CDC)のフリーガル(Katherine M. Fleg … 続きを読む

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健康になるメニュー

 栄養学の教授である私はいつもこんな質問をされる。栄養のアドバイスはどうしてこうころころ変わるのですか?なぜ専門家の意見はこれほど食い違うのでしょうか?だれの情報を信じたらいいんですか?「もちろん,私の言うことを信じるの … 続きを読む

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命を燃やすと若死にするぜ!〜日経サイエンス2007年12月号より

 「命を燃やそうぜ(live fast)」というのがロックンローラーの決まり文句。その生き急ぎの“スピード”がどのくらいか,科学調査が定量化を試みた。 歴代人気アルバム・トップ1000を選んだ2000年のファン投票に基づ … 続きを読む

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リスの熱いしっぽ〜日経サイエンス2007年12月号より

 子リスを狙ってヘビが近づいてきたとき,親リスはふさふさした尾の温度を上げて,赤外線に敏感なヘビを追い払うことができる。毒ヘビに対抗することで知られるカリフォルニアジリスの成体にガラガラヘビが近づいたときの様子を赤外線ビ … 続きを読む

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2007年のノーベル賞決まる〜日経サイエンス2007年12月号より

ノックアウトマウス,巨大磁気抵抗,固体表面の化学反応現代のハイテクを支える基礎科学成果の受賞に誰もが納得だ     【生理学・医学賞】  ユタ大学のカペッキ(Mario R. Capecchi,70) … 続きを読む

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清潔なら長生きとは限らず〜日経サイエンス2007年12月号より

 病原性のない細菌も宿主のエネルギーを吸い取って死期を早める──と,これまでは考えられてきた。だが新しい研究結果によると,きれいさっぱり細菌を洗い流されたハエは,細菌うじゃうじゃのハエと比べて長生きするわけではない。 & … 続きを読む

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ビッグバン以前の宇宙を探して 〜日経サイエンス2007年12月号より

新たな理論モデルが登場,観測を通じて検証できるかも    ビッグバンは時間を含むすべての始まりだから,それ以前について考えるのは意味がないとされることが多い。だが最近,宇宙にビッグバン以前の時代があったとする理 … 続きを読む

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