日経サイエンス  2022年11月号

フロントランナー挑む:第130回

自動運転ソフトの革命児 オープン化で世界に挑む:加藤真平

吉川和輝(日本経済新聞編集委員)

トヨタ・日立・鴻海・インテルなどと「連合軍」
米テスラ・グーグルのブラックボックスに対抗
クルマ社会変革して脱炭素実現へ

クルマ社会の姿を大きく変えるといわれる自動運転。国内外で様々なプレーヤーが技術の社会実装に乗り出す中,とりわけ存在感を高めているのが自動運転システム開発スタートアップのティアフォーだ。創業者の加藤真平は自らが開発した自動運転用ソフトウエアを搭載したクルマを世界中で走らせるという夢の実現に向け歩みを進める。 (文中敬称略)

自動運転の路上実証は全国津々浦々に広がっているが,実験車両の自動運転用ソフトウエアでデフォルトの地位を固めつつあるのがティアフォーが開発を主導する「Autoware(オートウェア)」だ。


続き日経サイエンス2022年11月号にて

加藤真平( かとう・しんぺい)
東京大学准教授,ティアフォー創業者・最高技術責任者。)1982年神奈川県生まれ。2004 年慶応義塾大学理工学部卒業。同大で博士(工学)を取得後2009年に渡米,カーネギーメロン大学などで研究員を務める。2012年名古屋大学講師,2013年同准教授。2015 年にオープンソースの自動運転ソフトウエア「Autoware」を発表しティアフォー創業。2016 年から東京大学准教授。2018 年に国際業界団体The Autoware Foundationを設立し代表理事を務める。

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