日経サイエンス  2021年11月号

発見目前? 系外惑星の月

R. ボイル(フリージャーナリスト)

 太陽以外の恒星を周回する系外惑星が数多く発見され,今度はそれらが従える「系外衛星」の発見を目指す競争が始まっている。2018年以降,有望な候補天体が数個発見されているが,いずれも未確認だ。近く打ち上げられる予定のジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で系外衛星をより高精度で探索できると期待されている。

著者

Rebecca Boyle

コロラド州コロラドスプリングス在住で受賞歴のあるフリージャーナリスト。近刊予定の「Walking with the Moon」(Random House)では地球と月の関係の歴史を探る。

関連記事
エクソムーン 系外衛星を探せ」,L. ビリングズ,日経サイエンス2014年5月号。

原題名

Alien Moons(SCIENTIFIC AMERICAN March 2021)

サイト内の関連記事を読む

キーワードをGoogleで検索する

系外衛星ケプラー宇宙望遠鏡スーパーサターントランジット法トランジットタイミング変化