日経サイエンス  2021年10月号

インフルエンザが消えた1年

K. ピーク(SCIENTIFIC AMERICAN編集部)

新型コロナウイルスが世界に広がり始めて以降,世界保健機関に報告されたインフルエンザの症例数は南北両半球ともごくわずかなレベルに低下して現在に至っている。コロナウイルスの拡散を抑えるための公衆衛生策,特にマスク着用とソーシャルディスタンシングが,インフルエンザも阻止したためだ。これらの取り組みを人々が今後も励行すれば,季節性インフルエンザの流行はおそらく軽くてすむだろう。

原題名

The Year Flu Disappeared(SCIENTIFIC AMERICAN August 2021)

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