日経サイエンス  2021年10月号

特集:宇宙の夜明けを見る

最初の星を探せ 日本発の宇宙望遠鏡計画

井上昭雄(早稲田大学) 谷口義明(放送大学)

宇宙で最初に誕生した星や銀河を観測しようと,天文学者は新しい望遠鏡の導入や観測装置・技術の革新を続けてきた。2020年代に米欧が打ち上げる宇宙望遠鏡は,こうした「宇宙の一番星」に迫ることはできるが,それでも観測能力は十分ではない。日本は関連分野の技術蓄積があり,それを生かして,決定版となる宇宙望遠鏡「GREX-PLUS」を2030年代に打ち上げる計画が検討されている。

著者

井上昭雄(いのうえ・あきお) / 谷口義明(たにぐち・よしあき)

井上は早稲田大学教授(理工学術院先進理工学部)。谷口は放送大学教授(教養学部)。いずれも専門は銀河天文学,観測的宇宙論。GREX-PLUS計画実現に向け,研究に取り組んでいる。

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特集:宇宙幼年期の謎」,日経サイエンス2021年9月号。

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