日経サイエンス  2021年8月号

空飛ぶドラゴンの解剖学

M. B. ハビブ(ロサンゼルス自然史博物館) T. ウィットラッチ(イラストレーター)

 神話や伝説などに登場する空想上の生き物は,空を自由に飛び回るものが多い。そんな生き物がもし現実に存在したらどんな姿になるだろうか。古生物学者とイラストレーターのコンビが飛べる体を科学的に追究し,描き出す。

著者

Michael B. Habib / Terryl Whitlatch

ハビブはロサンゼルス自然史博物館の古生物学者で生体力学研究者。翼竜,鳥類,および羽毛恐竜の体の構造と運動を研究している。ウィットラッチは動物解剖学,古生物の再現,そして空想上の生き物のデザインを専門とするイラストレーター。『スター・ウォーズ』など多くの映画のキャラクターをデザインしてきた。

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中生代の空の怪物 翼竜」,M. B. ハビブ,日経サイエンス2020年7月号。

原題名

Flights of Fancy(SCIENTIFIC AMERICAN April 2021)

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