日経サイエンス  2021年4月号

宇宙戦争を阻止せよ 高まる衛星間攻撃の緊張

A. フィンクベイナー(サイエンスライター)

ロシアの偵察衛星が米国のスパイ衛星に接近して付け回したとみられる事案が確認された。人工衛星が軌道上で攻撃し合う「宇宙戦争」の懸念が高まりつつある。米国は2019年12月に「宇宙軍」を創設し,他国の軍事衛星の追跡監視などを強めている。宇宙での紛争に関する国際法は整っていない。偶発的な衝突を回避する方策を含め,国際的なルール作りが求められる。

著者

Ann Finkbeiner

ボルティモアを拠点に活動するサイエンスライター。特に天文学と宇宙論,科学と国家安全保障の関係に関する著述が多い。共同科学ブログ「The Last Word on Nothing」の創設者の一人で同ブログにも執筆中。

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愚かな宇宙軍拡競争」,T. ヒッチェンス,日経サイエンス2008年6月号。

原題名

Orbital Aggression(SCIENTIFIC AMERICAN November 2020)

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