日経サイエンス  2021年2月号

nippon天文遺産 第29回

五島プラネタリウム カール・ツァイスⅣ型投影機(下)

(日本経済新聞) 協力:渡部潤一(国立天文台) 河原郁夫/村松 修(ともに元・五島プラネタリウム)

 「天文学の啓蒙にとどまらず,天文学を志す若き者を育て,その裾野を大きく広げた」「全国のプラネタリウム館の指導的立場で活動し,日本のプラネタリウム界に多大な影響を与えた」日本天文学会と日本プラネタリウム協会は2000年秋,閉館を半年後に控えた五島プラネタリウムに贈った感謝状で,同館の果たした役割をそれぞれこんな言葉で述べている。東京・渋谷のシンボルだったプラネタリウムドームはもうないが,星空を生み出したカール・ツァイスⅣ型投影機と主な展示資料は渋谷駅近くの場所で展示され,往時をしのぶことができる。(文中敬称略)



再録:別冊日経サイエンス245「天文遺産 宇宙を拓いた日本の天文学者たち」

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