日経サイエンス  2021年1月号

特集:科学の近代史 発見と過ちの175年

過去の偏見を検証する

SCIENTIFIC AMERICAN創刊175年

J. シュワルツ/D. シュレノフ(ともにSCIENTIFIC AMERICAN編集部)

 SCIENTIFIC AMERICANの長い歴史のなかには,まったくひどい記事もあった。同誌編集部は創刊175周年にあたり,過去記事を調べて最も代表的な過ちの例を探し出した。“科学の装い”がときに誤用され,男女差別や人種主義,優生学などの偏見を助長した経緯がある。名声のあるエリート白人男性を過度に重んじた面も。科学の権威を信頼するあまり,それにすがってはならないだろう。頑迷な思い込みを排して前を向く必要がある。

原題名

Reckoning with Our Mistakes(SCIENTIFIC AMERICAN September 2020)

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人種主義社会ダーウィニズム優生学