日経サイエンス  2020年12月号

征服をまぬがれたマヤ人 ラカンドン族の歴史

Z. ゾーリッチ(フリーライター)

15世紀以降のスペイン人による征服でマヤ文明の都市国家が滅び,マヤの人々は多くが地方に逃れた。なかでもラカンドン族と呼ばれる人々はメキシコ南部のメンサバク湖周辺の森林に定住した。彼らの子孫は現在もそこで暮らしている。近年に遺跡の調査など詳しい研究が進み,彼らが先祖代々の伝統の多くを維持する一方で独自の習慣と生存戦略を編み出したことが判明した。考古学調査で明らかになった姿を紹介。

著者

Zach Zorich

コロラド州を拠点とするフリーランスライター。本誌に執筆した直近の記事は「消えたグリーンランドのバイキング」(日経サイエンス2017年9月号)。 

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嵐の神の物語 マヤの古代都市ホルムル」,Z. ゾーリッチ,日経サイエンス2015年3月号。
血と石の神々 テオティワカンの秘密」,E. バンス,日経サイエンス2014年11月号。

原題名

Fate of the Unconquered Maya(SCIENTIFIC AMERICAN October 2020)

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