日経サイエンス  2020年12月号

特集:星の地図を作る

見えてきた天の川銀河の姿

M. J. リード(ハーバード・スミソニアン天体物理学センター) X.-W. ジェン(中国・南京大学)

米国のBeSSeLサーベイや日本のVERA計画などでこれまでに得られたデータから,かつてない精度の天の川銀河の3次元地図が作成された。それによると,天の川銀河には大規模な渦状腕(かじょうわん)が少なくとも4本あり,より小規模な構造もあるようだ。さらに,太陽の位置は銀河面に非常に近く,銀河円盤にまさに乗っていることが確認された。

 

 
 

訂正

35ページ右段下から9行目「青森県」は,正しくは「岩手県」でした。訂正してお詫びいたします。
※販売用PDFでは修正いたします。

著者

Mark J. Reid / Xing-Wu Zheng

リードはハーバード・スミソニアン天体物理学センターのスミソニアン天体物理観測所に所属する上級電波天文学者。最近,米国科学アカデミーの会員に選出された。ジェンは中国・南京大学の天文学教授。メーザー天体と星形成を数十年にわたって研究している。
監修
 本間希樹(ほんま・まれき)

原題名

New View of the Milky Way(SCIENTIFIC AMERICAN April 2020)

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