日経サイエンス  2017年1月号

ぴったりの薬を選ぶゲノム薬理検査

D. F. マロン(SCIENTIFIC AMERICAN編集部)

医薬品のなかには,患者の体質によって深刻な副作用を生じるものがある。当人の遺伝子が影響するためで,多くの患者が潜在的な危険にさらされている。これに対し,遺伝子が医薬品の作用にどう影響するかを研究する「ゲノム薬理学」の進展によって,問題を未然に避けられる安価な遺伝子検査が米国の一部の病院で実用化した。期待の大きな個別化医療だ。普及を妨げている問題点を含め,現地からリポートする。

 

 

【関連動画】How Gene Testing Could Help You Find Personalized Painkillers
鎮痛剤コデインと遺伝子の相互作用を解説したアニメ

原題名

The Right Pill for You(SCIENTIFIC AMERICAN October 2016)

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