日経サイエンス  2015年12月号

特集:一般相対論100年

一般相対論誕生秘話

W. アイザックソン(アスペン研究所)

 アインシュタインは1907年暮れに重力と加速運動が等価であることに気づき,特殊相対論の一般化に踏み出した。完成までの8年は,最初の妻との不和や反ユダヤ主義の高まり,数学者ヒルベルトとの競争など,困難に満ちた人間ドラマだ。その知られざる経緯とともに,人間アインシュタインの姿を紹介する。




再録:別冊日経サイエンス247「アインシュタイン 巨人の足跡と未解決問題」
再録:別冊日経サイエンス215 「重力波・ブラックホール 一般相対論のいま」

著者

Walter Isaacson

アスペン研究所のCEO。以前にCNNの会長やTime誌の編集長を務めた。『スティーブ・ジョブズ』(2011年,邦訳は講談社)など多くの著書がある。

原題名

How Einstein Reinvented Reality(SCIENTIFIC AMERICAN September 2015)

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