
アインシュタインは1907年暮れに重力と加速運動が等価であることに気づき,特殊相対論の一般化に踏み出した。完成までの8年は,最初の妻との不和や反ユダヤ主義の高まり,数学者ヒルベルトとの競争など,困難に満ちた人間ドラマだ。その知られざる経緯とともに,人間アインシュタインの姿を紹介する。
再録:別冊日経サイエンス247「アインシュタイン 巨人の足跡と未解決問題」
再録:別冊日経サイエンス215 「重力波・ブラックホール 一般相対論のいま」
著者
Walter Isaacson
アスペン研究所のCEO。以前にCNNの会長やTime誌の編集長を務めた。『スティーブ・ジョブズ』(2011年,邦訳は講談社)など多くの著書がある。
原題名
How Einstein Reinvented Reality(SCIENTIFIC AMERICAN September 2015)
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特殊相対性理論/等価原理/ヒルベルト/一般共変/近日点/テンソル