
屋根の上に並べたソーラーパネルで発電し,家の中で使う電気をまかなう。余った分は送電網に送り込むことで,電力会社に「売る」。税金の優遇にも後押しされ,ハワイやアリゾナといった年間を通じて晴れた日が多い地域では急速に普及したが,よいことばかりではないようだ。電気代を払わなくてよい人が増える中,膨大な送電網をどうやって維持管理するかという問題が浮上している。
再録:別冊日経サイエンス214「人類危機 未来への扉を求めて」
関連記事「化石燃料から太陽エネルギーへ 米国の大転換構想」K. ツヴァイベルほか,日経サイエンス2008 年4月号。
原題名
Solar Wars(SCIENTIFIC AMERICAN November 2014)
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