日経サイエンス  2015年2月号

特集:後天的な天才

ミチオ・カクが語る心の未来

語り:M. カク(ニューヨーク市立大学)

 米国の理論物理学者で最近,脳や心の研究の将来を展望する本「The Future of the Mind」(2014年刊)を著したミチオ・カク・ニューヨーク市立大学教授が11月に来日したのを機にインタビューした。カク教授は人間の知的な能力を人為的に増強する「ブレインブースト」が社会にもたらす影響や,人間の意識をレーザー光に載せて宇宙に送り出す構想など,心のあり方の未来について縦横無尽に語った。
 
 
再録:別冊日経サイエンス207「心を探る 記憶と知覚の脳科学」

著者

Michio Kaku

ニューヨーク市立大学教授。専門は素粒子論,超弦理論。一般向けの科学教育活動にも熱心。著書に『サイエンス・インポッシブル―SF世界は実現可能か』『パラレルワールド―11次元の宇宙から超空間へ』(いずれも斉藤隆央訳,NHK出版)などがある。

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