日経サイエンス  2014年3月号

無人機乗っ取りを防げ

K. ウェッソン T. ハンフリーズ(ともにテキサス大学オースティン校)

 小さな無人ヘリで商品をお届け──米アマゾンが先ごろそんな計画を発表して話題になった。偵察など軍事作戦で知られる無人機は民生分野にも進出し,米国では2020年までに1万機以上が使われるようになりそう。だが,数々の安全上の問題も忘れてはならない。テロ攻撃のために無人機の操縦を乗っ取ろうとする者がいるかもしれない。誘導・制御に使われる無線信号のセキュリティーを確保する技術が必要だ。

 

 

 

【関連動画】著者たちがニューメキシコ州で行った無人機乗っ取り実験の解説ビデオ

 

 

再録:別冊日経サイエンス212「サイバーセキュリティー」

著者

Kyle Wesson / Todd Humphreys

 ウェッソンはテキサス大学オースティン校の電子・コンピューター工学の博士課程に在学中。同校の無線ネットワーク通信グループと,GPS関連技術を開発する無線航法研究所に所属。ハンフリーズは同校の宇宙航空工学の教授。衛星航法が専門で,無線航法研究所の所長を務めている。

原題名

Hacking Drones(SCIENTIFIC AMERICAN November 2013)

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