
スマートフォンやタブレット端末などネット接続機器の数は2013年中に人類の総人口を超える見込みだ。動画などデータ量のかさむコンテンツが増えていることもあり,ネットの伝送能力がいつ限界に達するのか多くの人が心配している。対策としては単に伝送量の大きな光ファイバーに切り替えるだけでは不十分。ベル研究所リサーチを率いるホフマン博士はネットインフラ全体を真に“賢い”ものにする方策を提案している。データをネットワークに載せる前に,コンピューターなどの装置によって選別・統合すること。そしてネットワーク自体もデータを単に受け取るのではなく,そのコンテンツをどう処理すべきかを判断できるようにすることだ。
ホフマン氏のインタビュー動画はこちら
Markus Hofmann
原題名
Edge of the Internet(SCIENTIFIC AMERICAN June 2013)
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非線形シャノン限界/空間分割多重化/情報ネットワーク化/ディープ・パケット・インスペクション/メタデータ