日経サイエンス  2013年12月号

特集:食欲

一石二鳥 外来種のおいしい食べ方

【第2部 調理】生態学

B. ライ(Miya's Sushiシェフ)

 好ましくない動植物を人間が生態系に持ち込んだ結果,世界各地で外来種がのさばっている。どう対処するか? コネティカット州ニューヘイブンにある料理店「Miya’s Sushi」のシェフである著者は「食べてしまおう」と提案する。地元の海や野山で採取した外来種をおいしく料理し,店でお客に供している。その「おすすめメニュー」を紹介する。

 

 

 

 

【関連動画】著者たちが、実際に外来種の調理に挑戦

 

 

再録:別冊日経サイエンス205「食の探究」

著者

Bun Lai

コネティカット州ニューヘイブンに実母が開いた料理店「Miya's Sushi」のシェフで,2013年の「ジェームズ・ビアード賞」(米国レストラン界のアカデミー賞といわれる)にノミネートされている。自らロングアイランド湾で釣りや潜水を行ってあまり利用されていない海の食材を集め,その料理を店でお客に供している。

原題名

How (and why) to Eat Invasive Species(SCIENTIFIC AMERICAN September 2013)

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