日経サイエンス  2013年10月号

タールサンド開発の弊害

D. ビエッロ(SCIENTIFIC AMERICAN 編集部)

 カナダ・アルバータ州でのタールサンド開発は,通常の石油開発と比べて環境面の問題が大きい。砂に染みこんだタール状の油を高温の蒸気で融かし出すなど,生産段階で大量のエネルギーを使うため,温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量が多くなる。今後,タールサンドオイルを米国に搬出するパイプラインができると,開発はさらに促進され,地球環境に傷を残すことになるだろう。

著者

David Biello

原題名

Greenhouse Goo(SCIENTIFIC AMERICAN July 2013)

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