日経サイエンス  2013年10月号

転覆巨大客船を引き起こす

B. L. ナドー(ジャーナリスト)

 2012年1月,クルーズ客船コスタ・コンコルディア号がイタリア近海で座礁・転覆し,多数の死傷者が出た。現場にいまも残る巨大な船体を撤去する作業が近く行われる予定だ。岩場からゆっくり吊り上げて直立させる手はずで,成功すれば海難事故処理史上で最大の成功例となるが,ひとつ間違うと船体が海中の斜面を転げ落ち,サンゴなど貴重な生物をズタズタにする恐れがある。緊迫の大作戦を検証する。

 

 

パーバックリング・プロジェクト(本計画の公式サイト)

著者

Barbie Latza Nadeau

米国のジャーナリストで,Newsweek 誌およびニュースサイトThe Daily Beast のローマ支局長。コスタ・コンコルディア号の事故を題材にした小説を執筆中。

原題名

Raising the Wreck(SCIENTIFIC AMERICAN August 2013)

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コスタ・コンコルディア