
ハワイ島の高峰マウナケア山頂にある国立天文台の大型望遠鏡「すばる」の超広視野カメラHSC(Hyper Suprime-Cam)が本格稼働した。世界最大の超高感度デジタルカメラで満月9個分の夜空を撮影できる。ファーストライト画像(最初の観測画像)としてアンドロメダ銀河の全体画像が公開された。HSCで全天の約5%の夜空に分布する数億個の銀河を観測,暗黒物質と暗黒エネルギーという宇宙を支配する“2つのダーク”の正体に迫る計画も始まる。
著者
中島林彦 / 画像提供:国立天文台
中島は日経サイエンス編集長
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