日経サイエンス  2012年11月号

現代物理学の歩み 歴代ノーベル賞学者が書いた12本

構成:SCIENTIFIC AMERICAN編集部

 今年もノーベル賞のシーズンがやってきた。それに先だって毎夏,ノーベル賞受賞者がドイツ南部の風光明媚なリンダウに集い,世界から集まった若手科学者と意見交換する。今年は62回目で物理学がテーマだった。そこでSCIENTIFIC AMERICANはノーベル物理学賞受賞者が同誌に寄稿した過去の記事から12編を選び,その抜粋を掲載した。記事が扱っている内容は受賞対象となった発見について述べたもの,将来の物理学を展望したもの,「宇宙は何でできているのか」といった永遠の謎を扱ったものなどがある。なかには執筆時期が数十年も前のものがあるが,現代の物理学研究にいまなお重要な意味を持つ記述が多いことに驚かされる。

 

 抜粋を収載した記事の標題と著者は以下の通り。

「宇宙線に秘められたメッセージ」(A.  H. コンプトン,1933年掲載)

「X線星」(R. ジャコーニ,1967年掲載)

超新星爆発のメカニズム」(H. A. ベーテほか,1985年掲載) 【復刻】

宇宙の中の生命」(S. ワインバーグ,1994年掲載) 【復刻】

「光とは何か」(E. O. ローレンスほか,1928年掲載) 

「原子核の構造」(M. G. メイヤー,1951年掲載) 

「反陽子」(E. セグレほか,1956年掲載) 

ヒッグス・ボソンは実在するか」(M. J. G. フェルトマン,1986年掲載)【復刻】

「 光メーザー」(A.  L. ショーロー,1961年掲載) 

“スターウォーズ”計画は核の脅威を減らすか」(H. A. ベーテ/H. W. ケンドールほか,1984年掲載)【復刻】

究極の時間測定技術」(N. F. ラムゼーほか,1993年掲載) 【復刻】

グラフェン 鉛筆から生まれたナノ材料」(A. K. ガイムほか,2008年掲載) 

 

※日経サイエンス及びサイエンスでも掲載された記事を,PDFで復刻しました。復刻価格で販売中です。

原題名

Nobel Pursuits(SCIENTIFIC AMERICAN July 2012)

サイト内の関連記事を読む