
ネット社会が到来,世界のほぼどことでも瞬時に,非常に安く連絡がとれるようになった。ならば犯罪や大気汚染,騒音,過密化に悩まされる都市に住む必要はなくなるのではないか? そう考えてもよさそうだが,都市の繁栄は続いている。ネットが普及した時代であっても,リアルに接触できる機会が多い都市のメリットは失われないと著者は言う。都市は社会・経済活動を加速,多様化させる場となっている。
著者
Edward Glaeser
ハーバード大学の経済学教授であり,トーブマン州・地域政府センターの所長。
原題名
Engines of Innovation(SCIENTIFIC AMERICAN September 2011)
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産業革命/ フラット化する世界/ 共和制国家/フェイスブック革命